『烈車戦隊トッキュウジャー』第2駅「俺たちはここにいる」

えーっと、「死んだも同然」ってのはライトたちが住んでいた街にあった駅(最寄駅ってことだろう)がシャドーラインによって闇に変えられてしまったからだと。それは車掌が言う「当たり」で、でもチケットが「ハズレ」だと言ったのは、ライトたちがそのせいでかなのかはまだ判らないけど記憶を失っていて、他者と関わることで蓄積される思い出=記憶こそが人(人生)を作るもの(の重要なひとつ)である以上それを失っているライトたちは「死んだも同然」だと、そういうことでいいのかな?。あれ?なんかデジャブ・・・w。
そういう意味では「死んだも同然」なのはライトたち5人に限ったことではないんだろうけど、でも現状闇の世界に居場所がありながらもまだ闇に侵食されていない世界に存在できているのはライトたち5人だけってことなのかなぁ。当然そこに理由があるだろうし、今後出てくる追加戦士がどういう設定でライトたちの境遇とどう関係するのかってことは楽しみではあるんだけど、そこまで興味が持続しそうな気がしない・・・今のところは。
てか緑が「自分たちの置かれてる状況にもっと疑問を持とうよ」的なことを言ったのに結局「昔っからそんな人間だった」で納得?しちゃったっぽくって、『記憶』が鍵を握る作品なのにそれでいいのか?と。一見明るいコメディ戦隊のようなのに全員記憶喪失でレッドに「幽霊のようなものならお盆になれば家に帰れるかもしれなくね?」とか言わせちゃうとか、なーんかチグハグしてる印象なんだよねぇ。各キャラの性格やら関係性やらがまだ分からない状態でそんなこと言われても反応に困るじゃん。
それに、これはもう変更不可能だから言っても詮無いことだけど、ライトのキャラと志尊くんって致命的と言えるレベルで「合ってない」と思うの。早速作中で“老け顔”という説明ってか言い訳してたけど、どう見てもひとりだけ年上にしか見えない平牧くんがいながら5人全員を同い年設定(なんだよね?)にしたこともそうだし、詰め足りない状態で見切り発車しちゃったんじゃないかとすら思うほど今回はほんとチグハグ感が否めない。
まぁ5人の素性ってか、本当の年齢や生死すらはっきりしない状態で話を進めていくらしいことからしてこのチグハグさも“狙い”なんだとは思うけど。
ていうか特撮のロボが性の目覚めだったという某赤木信夫さんを思いださずにはいられないwワゴンさんに「ちょっとどこタッチしてんのよ」と言わせたのは誰ですかっ!?青い服着た眼鏡だったら許さねえ!!w。


それはそうとして。「レディース&ジェントルメーン!ガキ&ジジババ」という合図とともに相手決めて決闘しなきゃならないという世界観は超そそられるわw。ライトたちが見た時点では戦ってんのは見知らぬ他人同士っぽかったけど、これきっと当初は友人や家族や恋人といった身近な人と戦った、戦わざるを得なかった、ということだと思うのよね。つまり今この世界で入院もせず日常生活を送ることが出来ているのは大切な人と戦って勝った人間なのだと。そうでなくとも、いつからこんな状態になってるのかわかんないけど、合図とともに即武器を手に取り決闘する様が・・・訓練されてるようだったから、少なくともここ最近のことではないんだろうし、だから運よく大切な人と戦わずに済んだとしてもいつどこで合図があるかわからない以上、その人の隣にはいられないということになるわけで、なんという殺伐とした世界なのかと!超好み!w。この設定でアニメの脚本書いてくれないかなーw。
てかこれ、こんな世界を作ったのは福山ボイスのネロ男爵配下の怪人なのよね。ノア夫人とネロ男爵それぞれの配下の怪人によって作られる「世界」の雰囲気が変わるんじゃないかと思うのだけど、ネロ男爵パートはこのハード路線でいくんだとしたらそれはそれで楽しみ。


それはそうとして。
オリンピックや雪というニュースバリューの高いものがあり、そのうえ通勤通学に影響が少ない曜日・時間のことだったからこの程度の報道で済んでるけど、なにもなければもっと大きく取り上げられるレベルの電車事故が放送開始直後にこうも相次ぐとかちょっと怖い。さすがに電車の事故は記憶にないけど、でも事故とか事件とかって続くときは続くじゃないですか。記憶にないだけにほんと怖いわ。