『平清盛』第15回「嵐の中の一門」

これまでほとんど触れられてなかったので唐突感は否めないもののようやく藤原摂関家の対立を見せたかと思ったのにそれはほんの一瞬で、家盛の死という苦しみを乗り越えた清盛が見たものは、まるで菩薩のごとき母上の笑顔でした。お互い思いをぶつけ合ったことで結果として平家の絆が深まったのでした。
・・・・・・ってだけの話でしたが(血の曼荼羅を見て何かギャーン!と打たれるものがあったんだろうなーだから清盛を許せたんだろうなーとは思うもののその「何か」が分からないので完全に置いてけぼり状態でした)(でも本格的にセリフ喋ったニッシー頼盛は「しねとまでは言いませんがイチイチ仰々しいです」とかズバリ言いすぎwってか清盛とはいかにも“世代(人種)が違うクールビューティー”って感じでよかったわー!)(忠盛-宗子夫妻の『実子』である家盛と頼盛は清盛と3と4と比較して外見内面ともに“あきらかに優れてる”と思しきわけで、そこいらへんなかなか興味深いわ)、そんな中俺が超見たかった崇徳帝と雅仁様が一緒に住んでる様子と、あと自分と家盛の関係を忠盛に伝えたあとでそれを耳にした新しいオトコ(笑)に「もう終わったことだから気にするな。今はお前が一番だよ」(要約)とフォローする頼長様は最高でした。時忠たんもアホ可愛い通常営業だったし!。
あとまぁ・・・スーパーイケメン坊主の西行さんも相変わらずモテモテで何よりです(笑)。
崇徳帝と雅仁様は、相変わらずロックな生き様を貫かれてる雅仁様に対し、なんだかんだで我儘聞いてあげちゃうお兄ちゃんな崇徳帝・・・ってな感じでウハウハしましたw。お兄ちゃんが自分で自分にいろんな鎖を巻きつけてがんじがらめになってることを分かった上で、そんなお兄ちゃんをまるで猫のごとく翻弄し甚振り楽しむ弟の図がたまらんわー!。雅仁様が歌ってた今様って楽しそうに聞こえるけど悪意&野心満タンな歌詞っぽかったし、あれ崇徳帝→西行の気持ちと取れなくもないよね??。今様>>>帝の座といいつつも実は・・・?と思わせるような思わせないような雅仁様のこの得体の知れなさまじ素敵。この後の史実(展開)を考えるに出来ることなら“朝廷や平家では着々と争いの萌芽が見えておりますが、その頃二人は・・・”的な意味合いで、二人の様子をアイドル水泳大会の歌みたいに右下小窓で映してて欲しいw。
家盛への暴露に続き今日も嬉々として「僕のやったこと」を忠盛さんにバラす頼長様でしたが、ただ忠盛さんを言葉攻めするだけでなく新しいオトコとのいちゃいちゃを見せるという2段構えだったところに進化のあとが見えますな!!。しかもこの彼氏って結構な腕(武力ねw)の持ち主なんでしょう?。このドラマの頼長さんは結構オトコの趣味いいよね、実際には超雑食だったらしいけどw。
・・・ってのは冗談としても(わたし的には冗談どころか本筋ですがw)、なんでもかんでも喋っちゃう頼長様ってのは恐らく最期への緩やかな前フリなんだろうなぁ・・・・・・・・・と、その時が来るのがちょっと怖い(俺の視聴モチベ的に)。
そしてその時と言えば忠正おじさんですよ。兄貴&姉上大好きすぎる忠正おじさんが来週どうなっちゃうのかちょう心配><。