結城 充考『エコイック・メモリ』

エコイック・メモリ

エコイック・メモリ

前作のプラ・バロックから引き継いでいると思われる人間関係がどうも曖昧(覚えてない)なので事件そのもの以外のパートはぼんやりとしか読めませんでしたが(前作を読み直そうという意欲は湧かなかった・・・)、事件の展開は結末こそやや放り投げた感があるものの相変わらずクールな雰囲気でありながらもどこか情緒があって、悪くなかった。