- 作者: 東直己
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2009/03
- メディア: 単行本
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畝原は前からそうだったと思うんだけど、貴や真由の話し方も「○○○、と言うことですね」とか「それは○○○、でいいのね」とか確認事項の前で一旦止めるクセのある話し方になってるのが気になりました。まぁ畝原の口調がうつったと考えられなくもないけど。あと畝原と貴のメールのやり取りが
『R。詳細は家で。今後もY』
『R。これから、向。何時頃帰?』
とかでして、Rってのは了解でYはよろしくの意味で使われてるんだけど、別に人に見られてもいいよう暗号っぽくしてるとかではなく略語って感じで使ってるのね。普通携帯って予測変換あるから「アール」って打って「R」に変えるとか入力文字をアルファベットにしてから「R」と打つよりも「りょう」って打って「了解」を選択したほうが早いと思うのよね。了解なんて何度も使うだろうし。よろしくも同じく。まぁそこいらへんが畝原と貴らしいっちゃらしいのかもしれないけど(笑)。
ケラーで畝原と「俺」がニアピンというか、畝原が「俺」の存在を意識した瞬間が一番テンション上がりました。