章と左近殿のラブっぷりに見てるわたしがマジ照れして何度も「恥ずかしいっ><」と呟いてしまいました。あの二人って二人の世界に入り込むと瞳にお互いのことしか映らなくなるよね。撃たれた勢いで池に落ちた四草兄さんこと佐伯さんのことをほっぽらかしにして日が暮れるまで見詰め合うとかどんだけ・・・w。どれほどの修羅場に巻き込まれようとも怪我人や病人を助けたいという蘭方医としての気持ちが何よりも優先されるのが章という人なので、きっと佐伯のことを探してはくれたんだとは思うけどね、それでも次のシーンは夕暮れのベンチでイチャイチャだったのにはちょwwww佐伯はwwwwwて噴いたわw。まぁ攻撃されて水落ちってのは100%生きてると相場が決まってるからその点は心配してなかったけどw。
佐伯さんと言えばですね、30分という時間制限の都合上そうせざるをえなかったってのは重々承知してますが、いくらなんでも自分からペラペラと喋りすぎです。途中まで章はなんのことだかわからなくてポカーーンとしてたじゃんw。それなのにあなたは知りすぎたから生かしちゃおけないってほんと自分勝手なんだからw。しかもアレ池から上がるタイミングを水中ですごい顔して耐えながら見計らってたのかと思うと佐伯が憎めなくて困るwwwww。
その短銃で鍵を撃ってみたらどうだろう?と思わなくもなかったですが、手を血塗れにしながら章を助けるために鍵を壊そうとする左近殿も、そんな左近殿に「逃げろっ!」って必死で懇願する章も、そして「お前を置いていけるわけないだろっ!!」も恋愛感情ではなく同志というか、とにかくお互いのことを思うが故の行動って感じで胸が熱くなったんだけど、背後で屋敷が燃え盛ってるってのにその前で抱擁しだしたのにはお前らとりあえずにげろーもうちょい屋敷からはなれろーって思いましたw。ほんとにこの二人は・・・><。
でも一番萌えたのは旅立つ章にお手製のお饅頭を持たせてあげる若狭たんでしたっ><しかも売り物とは違う小っちゃくて可愛いお饅頭箱まで用意してくれちゃってさ!おまけにちゃーんと笹の葉敷いてあげちゃってさ!!そんでもって最後の最後で「章」ってしっかり名前呼んであげちゃうとかさ!!!なんて可愛い人なんですか若狭たん!!!おかげでその後の章と左近殿の切なくも清々しい別れのシーン(左近は京へ出かけてるって言ったのは左近が自らそう言ってくれと若狭に頼んだのか、それとも若狭が左近の気持ちを思いやって言ってあげたのかどっちだろうか)で章が若狭から貰ったお饅頭をしっかり背負ってるのに目がいってしまってむしろそのことにときめいてしまったじゃないのっ。
最初にこのドラマの話を聞いた時、窪田くんが千明様を相手に主演って、演技力はともかく知名度とかいろんな意味で大丈夫なのだろうか・・・と期待よりも心配の方が先に立ってしまったわけですが、蓋を開けたら窪田くんの真骨頂というか十八番というかまぁそういう役だったのもあるけどw、思いのほか千明様との相性がよく、緒方章という“成長する青年”の役にダダ嵌りしてくれちゃったもんで最終的にはどこへ出しても恥ずかしくないどころか誇れるわ!ってな気分で最後まで楽しんで見ることができました。身支度を整えて、お世話になった思思斎塾でいつものように学ぶ仲間たちの様子を眺める表情や、天游先生、お定先生、耕介さんに挨拶してる時の目にいっぱい涙を浮かべながらもでも絶対に零さないようにしてるその表情とかほんとよかったわー。なんていうか、この人の未来は明るいというか、希望に満ちてるって感じがしたもの。もちろん演技としての表情だとは思うけど、それでも窪田くんから滲み出る何かが見えるんだよね。ヘタレで日の本一はっきりしない男なのにこんなにも章が頼もしく思えたのって、やっぱり傷ついている人を放っておけないという章の優しさと一生懸命(必死)さがイコール強さだからだと思う。そしてそれは窪田くん自身の魅力だったり持ち味ともまたイコールだと思うのね。多分大抜擢と言っていいキャスティングだったと思うのですが、これは間違いなく大正解だったと思う。そして窪田くんはそれに文句ナシに応えてくれたと思う。千明様の女剣士っぷりもまさに惚れ惚れするってのがピッタリだったし、ツンデレ若狭たんもいい存在感だったと思うし、最初はあまりのヅラの似合わなさになぜキャスティングしたんだNHK・・・と思った杉浦太陽の耕介さんも気がついたら癒しポイントになってたし、もちろん蟹江さんに萬田さん、出番は少なかったけど梶原善ちゃんが要所要所をビシっと締めてくれてたし、スケールの大きさこそなかったけど、見てて気持ちのいい、そして可愛い時代劇だったと思います。毎話毎話見終わるたびに「あー面白かったー!」って言えるドラマってそうそうないもん。できれば続編かSPでもう一度みたいとは思うけど、スッパリサッパリ終わることこそこの物語らしい気もします。
なにはともあれ、期待以上に楽しめました。キャスト・スタッフの皆さんお疲れさまでした!