- 作者: 有栖川有栖
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: 単行本
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以下、ネタバレしてます。
タイトル作では「極めつき」と「極めつけ」の誤用がキーになってるんだけど、正しくは「極めつき」だと知って驚きつつも恥ずかしい思いをしました。私は「極めつけが」とか「極めつけに」とかよく使っているので・・・。しかもちょろっと調べてみたところ、「極めつき」という言葉は書画などにつける鑑定書(極め札)をつけるという行為から生まれた言葉で、鑑定書(極め札)が付いている=極めつきという意味なんだそうです。お墨つきとか折り紙つきと同じような感じなのかな。で、「極めつけ」ってのは鑑定書を付ける行為のことを言うんだそう。今風に使うとすると「名護さんは極めつきのイケメン」とかって使い方でいいのかな。例文は気にしないでください。私はこれまでダメ押し的な意味で「極めつけ」を使ってました。誤用どころか意味までも思いっきり間違えてたわけです。あぁ・・・恥ずかしい。