『イノセント・ラブ』第5話

あれだけ安普請の部屋なのに足音どころか気配を完璧に消せるお兄ちゃんはやはり並の人間じゃないですね。お兄ちゃんはやっぱり妹の記憶が甦ることを恐れてこれまで沈黙を貫き通し(でも殺人は否定してたけど)、内容が真実かどうかは別として、妹が記憶を一部取り戻したものの肝心な部分、思い出させたくない最重要箇所はまだ思い出してないことを確認し、これ以上妹が思い出すことのないように、そしてああやって自分を悪人にすることで妹の負担を軽くしてやろうと思っての自首だったのだろう。自己犠牲の愛ですね。口元に浮かんだ自嘲の笑みが切なかったです。
とは思うけどさ、記者をトンカチでぶん殴ったのは事実だからねぇw。つーか佳音は知り合いの男部屋の中に入れるのはいいとしても、いつ記者が夜討ちしにくるかわからないんだから部屋の鍵ぐらいはかけろよとw。まさか兄ちゃんピッキングしたんじゃないだろうなw。つーか兄ちゃん必死こいて記者のパソコンのデータ消去しようとしてたけど、どう見ても「ゴミ箱へ移しますか?」→「はい」をクリック してたようにしか見えなかったんだけど・・・もしそうだとしたらなんていうか・・・兄ちゃんの無駄な努力が愛おしいw。弁護士が再犯は厳しいって言ってたし、兄ちゃんまた囚われの身になってしまうのかなーつまんないなー。
佳音が思い出した(と思ってる)記憶は偽の記憶・・・なのだろうか。山本圭だけにそれもありえる気が・・・そして平田満ならば幼い娘をレイプするとかやりかねない気も・・・w。佳音は一応PTSDの治療は終了したから通院もせず通常生活を送れてるわけだよね?そんなかつての患者が記者とともに尋ねて来て記憶を取り戻したいから催眠治療?を行ってくれと言ってやってくれるものなのだろうか?と思うよなぁ、普通。いくら催眠治療を試すのが示談の条件だと言われたとしても、思い出さずに済むなら思い出さないほうがいい記憶があるって言いそうなもんだと思うんだけど、あの医者は記者に弱みを握られてるか袖の下でも握らされたのだろうか。


で、聖花はなんで涙ながして瞼自力で閉じてんの?ていうか死んだの?心臓が止まるってわかったの?それとも自分で心臓とめたの??殉也を任せられる女が現われた(つまり美月じゃだめ)からようやく私も肩の荷を降ろせるわ、佳音ちゃん殉也をよろしくね、とかそういうことなの(笑)?。


浅利くんは兄ちゃんに嫌がらせするいやな奴かと思ったらいい奴でワロタw普通に友達じゃんw。浅利くんと兄ちゃんの絡みはこのドラマ唯一の純粋なる癒しです!