『仮面ライダーキバ』第18話「カルテット・心の声を聴け」

最初から最後まで「名護さん・・・どうしちゃったの名護さん・・・・・・」とつぶやきっぱなしの30分でした。
ほんとまじあのボタンキチガイ何?何なの??『心の声を聴くこと』が今回のエピソードのテーマだったのは分かる。音也の生徒も渡もそれについてはちゃんと描かれてたと思う。でも名護さんだけはおかしいよ。これじゃ名護さんの心の声は「ボタンを奪うこと」ただそれのみとしか見えないじゃないか。名護さんにとってボタンはあくまでも正義を貫いた証であって「生まれ変わりなさい」の方が大事というか大切というかやりたいことなのかと思ってたのにさ、いつのまにかキチガイボタン収集家(悪者の)になってんだけど。ボタン取ればそれで終了なのかよ。でも前に足で車止めた時はボタンに目もくれず犯罪者タコ殴りにしてたわけで、何?名護さんは言ってることとやってることがまるで一致しないほどおかしなことになっちゃってると、そういうことなわけ?しかも「その命、神に返せ!」って・・・・・・さすがに余裕なさすぎ。ていうかわたしの中での名護さんという人はキバ>>(超えられない壁)>>ファンガイア>>>>>>>>犯罪者(バウンティハンターとしての仕事)であって、あの場合はボタンよりもファンガイアを倒すことを優先するのが名護さんだと思うんだけどなぁ。ファンガイアにトドメささずに人間態に戻した上で「これでようやくボタンをっ・・・」ってのはやっぱ違うと思うし、ボタン取ったら満足して「やったぞ・・・俺のボタンだっ・・・ハハハハハ!!」ってファンガイア(犯罪者)が逃げるのを追いもせず笑い続けるだなんて絶対に名護さんじゃないと思う。警察に確保された坂口(強盗犯)が「残念だったな、おぼっちゃん」って言ってたから、もしかして名護さんがこれほどこの人のボタンにこだわるのは過去に父親がらみの因縁があるとか特別な理由があるのかなーとも思ったんだけど、別段そういうこともなさそうだったし。つーか名護さんの予想以上にハイスピードな転落っぷりにせっかくのドガバキフォームの印象が薄いってどういうことw。てか前回の感想でも書いたけど、名護さんがいきなりキチガイスイッチ入った理由が謎なんだよなぁ。ほんとなんでこんなことになっちゃったんだろ?確かに名護さんには壊れて欲しいとは思ってるけどさ、転落過程に同情の余地がないとダメだと思うんだよな。この人がこんなになっちゃうのもまぁ仕方ないところあるよね(笑)って思えないと。名護さんは基本狂信者的な要素がある人だと思ってるんで何かのきっかけでここまで暴走しちゃうってのはありえると思うのね。大事なのは“きっかけ”なんだよ。今回の名護さんが理解できないのは何でこんなことになっちゃったのか、その説明が全くなされなかったからなんだよなぁ。ここまでせっかくいい感じに可哀想な名護さんを作り上げてきたってのになんでいきなりこんなことしちゃったんだよクソ米村!それを許す(どんぐらい目通したんだか知らんけど)敏樹も敏樹だ!バカー!敏樹は絶対名護さんのことを(キバキャラの中で)一番好きなはずなのに!!つーか武部仕事しろ!名護さんは犯人を警察から強奪するのにあんな変装したりしないっつの!だって「俺は名護だぞ!」なんだから!(でも「お待たせ」はちょうかっこよかったwwwあれは全力でときめいたわwwwwwすごいマスク持ってんだな名護さんw)しかも犯人を永遠に取り逃がす(キバに倒されたからね)ことになるわけで、そこいらへんどうつじつまあわせするのかと。警察上層部にも青空の会のメンバーがいるとかさりげなく言ってたのが伏線で、嶋さんが「なんとかごまかしたけど」とか言ったらさすがに怒るからね!日本は法治国家です!てか予告を確認する限りでは何事もなかったかのように爽やか名護さんに戻ってそうなんだよなぁ・・・・・・・・・。ビリヤードする激シブ次狼さん(でも結局おいしいとこ音也に持ってかれてやっぱり残念w)に、少女の前で本物の演奏を披露してみせた後で「俺からの最後のレッスンだ。これからは本当にやりたいことだけをやるんだ。心の声に、耳をすませ。心の声に」と少女の耳元でささやく音也がものっっっそいカッコよくて過去編はなかなかよかったし、渡もようやく自分が戦う理由(意味)を確認できたみたいだし、父親の言葉がその言葉に救われた人によって息子に伝えられるという時間の流れ(繋がり)もよかったし相対的に見るとそんなに悪くはなかったと思うんだけど、名護さんパートが酷すぎだったのが心底惜しいわ。惜しいってか悔しい。ほんと米村のバカ!つーか次回は敏樹に戻ることがこんなにも嬉しいだなんてw。


渡「父さん・・・僕どうすればいいんだろう。僕がほんとにやりたいことは、バイオリンを作ることなんだ。なのにこれまでずっと戦ってきた・・・戦えって声がするから。でも・・・ほんとにそうなのかな?僕は、戦えって声がするだけで、戦ってきたのかな?ねえ、父さんっ」
キバット「そうじゃねーだろ!よく・・・思い出しなっ」
キバ、ガルルフォーム、バッシャーフォーム、ドッガフォーム・・・これまでの戦いを思い出す渡。
渡「そうだ・・・僕は(ブラッディーローズを手にとり)、僕の心の声は・・・」
キバット「それだよ、それそれ!」

この会話の雰囲気からすると、キバットの中に音也の魂が入ってる説もありえるかなって気がしてきた。渡が「父さん」といった後にキバットが入るそのタイミングが思わず声を掛けてしまったって感じに見えたんだよなぁ。キバット=音也のようなものなのだとしたら、ガルルさんたちをキバットが操る(呼び出す)のも納得だし。


ところでドガバキ状態でのダークネスムーンブレイクは夜を召喚しないの?せっかく久々に見れたってのにあのカッコイイ音楽も流れなかったし・・・
つーかドガバキフォーム

渡の身体に三体のモンスターの力を同時に宿すことは本来極めて危険な行為であり、キバットが各モンスターのキバへの侵食を防ぐ力にも限界があるため、滅多には使えない禁じ手的フォームである。このフォームを長く維持する事は、渡やキバット、そして3モンスターへの肉体的負担を強いるばかりか、最悪全身の魔皇石が3モンスターのパワーを押さえきれずに粉砕し、キバの鎧を破壊してしまう危険性をはらむ。活動限界は5分。それ以上はここにやどる五つの命の保障はなく、ここぞという時に使用する、一撃必殺のフォームといえる。尚、このフォームでハウリングスラッシュやアクアトルネード、サンダースラップなどの各モンスターの必殺技は使用できない。

微妙に使えねえええええええw。キバットが具合悪いから負担を減らすためにドガバキしたのかと思ったのに、渡はともかくキバットにも肉体的負担を強いるとか意味わかんねえw。しかも命の保障はないとかなんという無責任っぷりw。そんなすごいもんを使わなきゃならないほど今回のファンガイアが強かったとも思えないしねー。だってヒトデだぜ?ヒトデなのに水の中が苦手なんだぜ?wバッシャーフォームで水ん中引きずり込めば済んだんじゃないかと・・・w。