『のだめカンタービレ』Lesson2

ああもうなんなんだろうこの気持ち。頑張ってるのは本当に分かるんだけど、でもなんかしっくりこないの。面白いとは思うんだけど、でもなんか笑えないの。あまりにも詰め込みすぎてて余裕が一切感じられないというか、なにもここまで原作通りにしなくても・・・とすら思ってしまう。ほんと頑張ってるのはひしひしと伝わってくるんだけど、なんつーか「必死!!」って感じがしちゃうんだよなぁ。コメディは全力で真面目にやってくれないと見てる方は醒めちゃうもんなんだけど、全力の中に楽しさというか遊びがないとノリが悪くなっちゃうと思う。で、今ののだめは全力で真面目にやってくれてはいるものの、まだ遊んでないと思うんだよな。気持ちの面で。でもこれは今後撮影が進むにつれて徐々に余裕も出てくるだろうし、これからもっとよくなるだろうと期待します。
峰くんがのだめと知り合い、のだめの替わりに千秋様が伴奏してくれるエピと真澄ちゃんの死んじゃえ委員会エピはそれぞれ1話かけてしっかり見たかったな。真澄ちゃんのいじめっぷりなんてほんと面白いのに、早すぎて何がなんだかわかんなかったもん。いろんな要素が次から次へと出てくるもんで、原作にあるちょっと浮世離れしてるようなポワーンとした空気感を感じる隙間が全然ない。一息つける瞬間が全然ないんだよ。それはそれですごいことだとは思うけど、原作未読の人に単なる変人大会みたいに思われてないかと心配になってしまう。ほんとあたしが心配するようなことじゃないんだけど。会話のテンポが速すぎてセリフ聞き取りにくい場面もあったりするし、ママンものだめファンなのですが、見ながら二人で“今んとこは原作読んでないとわかんないよねー”なんつっていちいち心配しちゃったりして、見てて疲れる。もしかして、むしろ原作未読のほうが頭からっぽにして楽しめちゃったりするんだろうか・・・。あーもう決めた!もう原作のことは意識すんのやめよ。心を無にするんだ!

真澄ちゃんってヅラ2種類使ってる?普通にアフロのもじゃもじゃなやつとちょっとパーマかかってるみたいなやつ。パーマかかってるっぽい方はセットしたってことなのだろうか。真澄ちゃんが千秋に見てもらえるからと練習なのに正装してるシーン、正装姿(衣装)が漫画そのものだった。ほんとこういう細かい“実写化”を頑張る情熱は素直にスゲーと思います。

千秋様と峰くんが二人で演奏する姿は本気でハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン★むしろ原作よりも素敵でしたですよ!結構な陶酔っぷりの峰を見て、実際は真逆の性格であろう瑛太さんとしては相当テンソンあげて挑んでるんだろうなーと思うとより一層モエス!Sオケヴァイオリンチームの“アレ”が今から楽しみすぎ。

来週は遂に鬼千秋様がくるわー!(タマキングのピアノの弾きっぷりを見る限りではちゃんとそれらしく指揮できるのか非常に不安ではございますが・・・。ていうかピアノよりもヴァイオリンのあてぶりもうちょっとなんとかしてくれよー。あたしほんと素人ですけど、いくらなんでもありゃ酷くね?と思いました)ちゃんとホルンの子いたね!しかもどっから見つけてきたんだ!?ってぐらい原作っぽかったwwwあとブー子も!!脇キャストに関してはほんとネ申ドラマ。ツータックの大河内くんイイヨイイヨー。