うーん・・・・・・・・・面白くなかったわけじゃないんだけど、なんか奥歯に物が詰まったような、それが取れそうで取れないようなもどかしさを感じました。相当ぶっ飛んだ設定なのに、それを受け入れさせる説得力というかパワーがないし、コメディとしても淡々としすぎ。遺族側も乗客側もどこまで理解してるのか分からないけど、死んだと思ってた人が10年前の姿で現れた!事故だかなんだか分からないけど死んだと思ったのに死んでなくて、しかも10年経ってた!その事実を双方が怖がることなく受け入れてるような感じで、ちょっと盛り上がりに欠けるなーと。驚きすぎて感覚が麻痺してるってんなら分かるけどそうでもなさそうだし、10年どこにいたんだよ!?とか、ちょ、なんでいきなり老けてんのさ!キモッ!とかそういう気持ちの描写が全くないんだもん。それでいて、萌えー!とかいきなり入るし・・・。いや、それ萌えじゃなくね?とかいらん突っ込みさせんなよと。でもまぁこれから各話で各乗客とその関係者の事情や気持ちを描いていくんだろうし、その中には笑える話もあれば深刻な話もあるだろうし、とにかくこれからかなと。
なんつって本部長役の岸部一徳と遺族会会長役の尾美としのりだけで実のところイケるわけですが。つーか甲斐について
アッチ「なんかこういう目(細くしながら)してて、かっこいいんだかかっこ悪いんだかよく分かんない人!」
ヤッチ「あぁ〜遺族会の会長?」
このやり取り最高。
甲斐弟役の中村友也くんという子がなかなか可愛く、俺の密かなお気に入り駆け落ち逃走カップルの男役の丸山智己に、久々の武田真治とオトコマエも適当に揃ってるので、そこらへんも楽しみです。
ラーメンズの人、見てたけど気がつかなかった・・・。