『おんな城主 直虎』第5回「亀之丞帰る」

鶴ちゃん!!!
鶴ちゃん!!!!!!!!!
鶴ちゃん・・・
鶴ちゃん・・・・・・
つ・・・る・・・・・・・・ちゃん・・・・・・・・・・・・
(察してください)


なんだよこの太陽と月。
颯爽と輝く亀に対し鶴ちゃんの翳りを帯びた憂い。
あまりにも対照的すぎる成長した亀と鶴に頭と胸をかきむしらずにはいられない。
亀が素敵であればあるほどこの先をおもって胸が痛むし、
鶴ちゃんが父親に呪いかけられるのもこの先をおもうと辛いし。
ほんとうに鶴のことを優秀だと認めてくれているのならば鶴の子を次期当主にという話こそなかったことになるとしても亀の帰還に関係なく井伊の人間の娘と夫婦になり姻戚関係を結んでくれてもいいわけで、でもあっさりと白紙になった。
鶴ちゃんにとって奥山の娘との結婚は希望だったんじゃないかと思うの。井伊と小野の間にあるわだかまりがそう簡単に解消することはないとしても、父と違って自分は心から井伊に尽くすつもりでいるわけで、そういう想いを殿はわかってくれているからこその話だと、それは鶴ちゃんにとっての希望だったのではないかなと。
でも結局父に言われた「お前は甘い」という現実を突きつけられてしまったわけで・・・。
そう思ったら戻ってきた亀を離れたところでぽつんと立って見てる“和尚目線の”鶴ちゃんからの傘を取ったらバリ爽やかイケ笑顔の亀の図が切なすぎて、辛い顔耐える顔堪える顔追い詰めれば追い詰めるほどいい顔になるのが高橋一生なのでバッチコイではあるんだけど、それでも鶴ちゃんがあまりにも可哀想すぎて苦しいってか光速一人囲碁?するサダヲ家康しか癒しがなさそう。
そのサダヲ家康のほうも未来嫁・瀬名様菜々緒が一人昼ドラだったんで鬼嫁まっしぐらとしか思えませんが、サダヲだからまぁ大丈夫だろう(笑)。
で、「あーめでたやめでたや!(呪)」な般若瀬名様の視線の先にいる松也の氏真ですが、ほんのわずかな出番(蹴鞠で一瞬声だしただけで台詞ナシ)だったもののそれでもとりあえずボンボン感は出せてると思います(せめてわたしぐらいは褒めるところがあれば全力で褒める方向でいこうと決めました)。
あ、あと案外高橋一生井上芳雄の兄弟はアリだと思った。ていうか吹越さんと一生くん親子はビジュアル的に血の繋がりを感じさせ、小野政直と玄播親子は性根的に似たものを感じさせると思う。わたしの中の芳雄さんイメージがそう感じさせているであろうことは否定しませんw。


おとわが柴崎コウに、亀が三浦春馬になり予想と覚悟してたよりもさらに少女漫画よりの雰囲気になる中で、俄然存在感を増したのが『間違いがあってはならないから』と2人の逢瀬を盗み見する傑山イッチーだというところがとても興味深いですw。このガチムチ坊主妄想し甲斐がありすぎる!!w(階級的には同じぐらいのポジションにイッチーとは真逆のタイプの小松和重さんがいるってところがなかなかにわかってる感!w)。