『蜜の味〜A Taste Of Honey〜』

ムムムムム・・・なんだろうこの全てが噛み合ってない感じは。噛み合ってないってかハッキリ言って・・・しょぼくねえ?。
女二人のバトルに男が巻き込まれるってか挟まれるという構図は仲間さんVS檀さん+篤郎の美しい隣人を思い出させるし、実際その路線を狙ってるんだろうなーって感じの初回でしたが、美しい〜と比べると全てにおいてスケールダウンした感は否めない。まず画面上に華がない。それにこれからどうバトルが繰り広げられるとしても復讐が目的なのとタダの男の取り合いじゃ結末に対する興味の度合いが全然違うよ。悪女菅野さんは見たいけど、ギルティみたくそれ相応の理由があっての復讐鬼ならワクワクできるけど榮倉相手に本気だされてもなぁ・・・って感じだし。
ていうかこの三人が思ってたより遥かに色気皆無でなぁ・・・。榮倉さんがただでかいだけの女なのは分かってるし菅野さんも所謂“いい女”臭はしない人だってことは分かってたつもりなんだけど、なによりもARATAが・・・・・・・・・ARATAさんの枯れっぷりが酷いってか本当に枯れてる人でしかなくて、同じように枯れまくっててもそれが逆に色気に繋がってた篤郎と比べてガッカリすぎる。ていうかあのヅラなんぞ・・・・・・・・・。あの設定で犯罪者上がりのボウズ伸びかけはイメージと合わないってのは分かるけどもうちょい似合いそうなヅラなかったのかよとw。こっちはどうでもいいけどまぁ榮倉さんのヅラも。なんでもARATAさんは脚本家たっての希望でキャスティングされたそうですが、(脚本家繋がりで)家政婦はミタの父親役がARATAさんでこっちが博己くんの方が良かったよなぁ・・・と思い続けた初回だったわ。白衣の博己くんが見たいだけですごめんなさい。あとついでに言うと榮倉さんの役が満島ちゃんだったら凄まじいバトルになりそうなのにとも思った(笑)。
てか早速菅野さんが榮倉さんの悪意に反応しまくってたけどw、榮倉さんはもうちょっと自分の体格というものに自覚を持ったほうがいいと思います。菅野さんに対して抱いてたイメージが目の前で覆される様を見て呆然とするのはいいけど邪魔です(笑)。でかい図体でボーっとされると心底邪魔です(笑)。いくら必死で救命活動してたからってなぜあんな近くであんな存在が棒立ちしてるのに菅野さんもARATAも気づかないのかと本気で不思議になるレベル(笑)。つーか棒立ちしてる榮倉さん見てARATAさんが「何やってんだアイツ」って言ったその言い回しが思いっきり愛情皆無でワロタw。
てか菅野さんが「私が失敗するのが見たかったのよ」とか言ってたけど、てことは菅野さんは榮倉さんがあそこでずっとボケーっと突っ立ちながら見てたことに気付いてたってことになるのか?。いや気付かないほうがおかしいわけだから気付いてていいんだけどさ、だったらそうと分かる描写を一つ入れておいたほうがよくないか?。それにあの時の榮倉さんは呆然としてた部分が大半ではあるんだろうけど心の中で「患者と接するのが苦手」で病理に進んだぐらいだから対処できるはずがないと菅野さん流に言うと「失敗待ち」してた部分もちょっとはあったと思うのね。だけどあの榮倉さんの様子じゃ“ただ突っ立ってる”だけにしか見えない。これから二人の間でどういうバトルが繰り広げられるのか分かりませんが、榮倉さんは表情等で感情表現をするのに難があるので^^、そこいらへんは脚本・演出でカバーすべきではないのかなーと思った次第。
しかし榮倉さんのこの“可哀想感”が全くないのってすごいよね(笑)。仲間さんに甚振られる檀さんに感じた可哀想感のなさとはまたちょっと違うし(笑)、ママ友たちに苛められる杏に感じたざまあみろ感ともまたちょっと違うんだけど(笑)、とにかく同情できる要素一切ないもん。大好きなお兄ちゃんが連れてきた女が付けてた香水の匂いを消すために消臭DX買うような女なんでw、“可哀想”だと思わせるつくりではないのでしょうが。あ、でも菅野さんが榮倉相手に本気だされてもと前述したけど、菅野さんが相当やってもビクともしなそうな感じはある意味正解と言えるのか?(笑)。
で、菅野さんと榮倉さんのバトルの一方で同期グループ内でもあれやこれやがありそうですが、普通に榮倉さんを中心に溝端と市川くんたちあの医学生チームの青春恋愛ドラマにして、菅野さんは溝端あたりが誘惑される先輩でARATAさんは中国人女子を弄んで捨てる悪い講師でいいのになーとか思った。ARATAさんは教授の娘と結婚が決まり捨てられた中国人女子は自殺するよね。そんでそうだなぁ・・・森廉くんあたりが中国人女子を秘かに好いていてARATAさんを刺すといい。あれ?榮倉さんいらなくね??(笑)。