『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜』

うーん・・・作者役者ともにかなり豪華なメンツだとは思うけど、それにしちゃ歯応えがないって感じだったかなぁ・・・。万城目さんと宮部さんの作品は未読なのですが(クロスファイアは読んだ)、残りの3作品で判断するに、原作の空気だったり微妙なニュアンスだったりが出てなかったように思う。特に京極さんの作品は原作もまぁこのまんまの何の捻りもない話なんだけどw、映像ってかセリフとして言っちゃうと原作以上に展開が丸見えすぎて陳腐ですらあったもんね。
ていうかどの作品も「世にも〜」枠じゃないほうが良かったような気がする。無理して世にもの枠ってかカラーに染めた結果中途半端に温い話になっちゃったかなーと。あと京極さんの「厭な扉」は0号室の客を、宮部さんの「燔祭」は伊達さん(ジョーカーより)を思い出しましたw。
その中でも一番よかったのは朱川さんの作品かな。話自体は好みじゃないんだけど、堀北ちゃんの持つ雰囲気が作品ととてもよく合ってたと思った。
東野さんのもそれなりに楽しめはしたんだけど、これはタマキング×塚本くんってのが最大要因だからなー(笑)。
あ、そういう意味では堀北ちゃんにひどいことを言う竹財くんと香川さんに殺さないで><と懇願しその後豹変する中村倫也くんはなかなかオイシイ扱いでした。