福澤 徹三『Iターン』

Iターン

Iターン

支店長という役職ではあるものの内実的には地方へ左遷の憂き目にあった中堅広告代理店に勤務する主人公があれよあれよという間に異業種の人達と関係を持つ羽目になるのですが、とにかく主人公転落しすぎ(笑)。ここまでのドタバタはさすがにないだろうけど似たような現状に陥ってる人は少なからずいると思うのですが、だから共感できつつもあまりの荒唐無稽さ・・・というか、はっきり言ってバカバカしさ(笑)にかえってすっきりした気持ちになれました。やっぱ社会人として最も大切なのはその状況を“とりあえず”切り抜ける気転だよね、気転!。