『花より男子2』第5話「おまえが好きだ」

日テレがジブリだからなのか?血迷ってあっち見ちゃった人のために今回は番外編というかいわゆる捨て回というかサイドエピ回扱いなのかもしれないけど、つくしの真似する百合子とかほんと「何がしたいんだお前は」ネタとかあったしwww捨て回のお手本のような回だった。いずれつくつかがラブい関係になることは当然の流れなわけで、何をモヤモヤしてんだか知らんが何より自分に必要なのはつくしなんだって道明寺が“いつ”“どんなきっかけ”で再確認するのかと思ってたけど、進の初恋を成就させるためにむしろ道明寺自身が張り切りまくることで本来の(あの頃の)気持ちを思い出すなんて、考えうる限り完璧で最高のきっかけだったと思う。とにかくもう進担及び西田担には堪らない回でございました。出番は少ないながらも美味しいとこを持ってく眼光鋭い正義の味方西田の暗躍の予兆があったし、進はマジで可愛すぎ。正直磨かれる前の素朴な進の方が可愛かったと思うけど、磨かれた後というか髪型変えた進が竹野内似のいい男に見えてビビった。いやーカワイイとは思ってたけど、あそこまで美形だとは思わなかった。ほんとビックリだよ。将来どえらいオトコマエになりそうな予感。大切に育てていただきたい!と心から願います。
ということで。今回2で一番感動した。進と道明寺の男の友情というか師弟関係に本気で感動した。ひじたてて横になったり、ごろんとして手をおなかの上に乗せたりする道明寺の動きをいちいち真似っこする進が、合格発表の前の日は「うそ!明日来てくれないの?」って軽くタメ口きけるようになって、そして同じ空の下にいるんだから自信持てと最後にはお互い一人の女に真剣に恋をしてる男同士、対等になってるのにマジで感動した。だってさ、ドキドキした気持ちを抱えて超朝っぱらから走って校門に向かった進の視線の先にいたのは・・・赤ダッフル道明寺!!!ですよ。絶対あの瞬間進は道明寺に惚れたよなw。予告で見た時はお似合いだけど赤ダッフルてwwwと思ったもんですが、あの赤ダッフル姿はヤバイだろ。だってダッフルよ?しかも赤よ?あれあそこまで可愛く着こなせるなんて反則です。しかもさ、あのカッコであのショボイ公園で「俺が認めた女の弟」だとは言え“あの”道明寺様がつくし以外の人間を寒い中ずーーっと待ち続けたわけでしょ。飲み物も飲まず何も食べず(恐らく)トイレにもいかずにずーっと待ち続けたわけでしょ。それって相当凄いことだよな。ここぞというポイントでは「弟」ではなく「進」ってちゃんと呼ぶ道明寺。あんだけ待たされたのに「いつまで待たせんだゴルァ!」的なことは一切いわずに一呼吸置いてまず「受験は?」って聞く道明寺(もしかして進は失恋のショックで合格発表見ずに帰ってきたかと心配だったw)。「(告白は)どうだった?」の問いに首ふるふる振りながら目に涙浮かべてるくせに必死で笑おうとする進。そしてそれ見て何も言わずにぐっと抱きしめてあげる道明寺。「頑張ったんだよな」って自分も泣きそうになりながら頭ぐりぐりなでる道明寺。この流れ、余計な言葉がなくてほんと美しいシーンだったなぁ。「便は急げ」(間違いとは言えある意味正しいwww)とかさ、通りかかったおばあちゃん相手に告白の練習しろとかさ(やる進も進だけどwww)ほんと文句なしにアホなくせに、こういうとこは外さないんだよなーあの男。おまけに前半がモノならともかく全く関係のない生徒達にあたりちらす鬼畜道明寺だっただけに、より一層道明寺の優しさと一途さが見えて、そのギャップというかアンバランスさが道明寺の魅力なんだなと改めて思った。あくまでも視聴者としては、だけど。当事者のつくしにしてみりゃたまんないだろう。見てるこっちとしたらバンザイ男のこととか財閥のこととかいろんな事情が絡んでのことだとは分かってるから「意味不明の最低男」なんて言うなよつくしー!と思うけど、つくしは道明寺の事情を全く知らないどころか滋に付き合ってくれと言ったことを知ってるわけで、つくしが「今のあんたは最低だよ」って言うのも尤もだよな。まぁこれまでつくしがことごとく道明寺の言葉を遮りまくってきたのが悪いんじゃねーかとも思うんだけど。でも今回はそれに対して道明寺がつくしの言葉を踏まえた上で「最低だけどお前が好きだ」と言ってくれちゃって、この「最低だけど」ってとこにこれまでと違う道明寺の覚悟みたいなもんが現れてて、ああこっからホントの意味で2が始まるんだなーって思った。もう前フリ長すぎだよサタケ!

類はほんとに本気でつくしのことが好きなのか・・・。好きなことは好きなんだろうけど、もっとこうふんわりしてる気持ちなのかと思ってたんだよな。それこそ動物が好きとかベッドが好きとかと同じような感覚。で、つくしにちょっかい出すのはつくしが苦しんでて可哀想だなって慈愛の気持ちと道明寺に対するちょっとした意地悪みたいなもんなのかと思ってたのに、きっとずっと前から好きだったんだ・・・なんてそこらの男みたいなこと言わないで欲しかった。つくしからかかってきた電話ワンコールで即出てたし、なんかそういうのって類らしくない。実はなんかやたらとヴァイオリン弾いてるのも気になってんだけど、類はヒマな時は基本寝てなきゃやだー。類は(原作の通りとまでは言わないけど)あくまでもファンタジーな天使でいてくれなきゃやなんだよーう。自分の気持ちだけ一方的に言って(あれは伝えたとはとても言えない。独り言の延長みたいなもんだもん)ふわっと笑って満足してるあたりは類なんだけど・・・。つくしの気持ちが今も司にあることを誰よりも知ってるのが類なわけで、司がやっぱり牧野を好きだと宣言したら1の時のように「もう、それを早くいいなよぅ」ってこれまでのポジションに戻ってくれればいいんだけどな。滋はともかく類までつくつかに振り回された挙句フラれる可哀想な人扱いには絶対して欲しくない。ていうか2だけ見てるとほんと司と滋、類とつくしになれば全て丸く収まるのになーと思うよな。そう簡単にいかないのが恋ってもんなんだけどさー。
あ、そいえば滋と美作さんも何気にお似合いだったような。ていうかあの時のトントンはまさに美作さんだったと思う。今回初めて?美作さんがつくしにちょっとキレてたのにビックリしつつもモヘたわー。地味に迫力があって、裏社会の大物の息子の片鱗を見た。伊達に花柄シャツ着てないっつのな。
そしてそれをそつなくフォローするのが相方の西門さん。ほんとあの二人いちいちバランス取れてんな。「ちょっと外出ようか」と耳元で囁く西門さんハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン★超ときめいたわあれ。先週の予告でもドッキンコしたけど、やっぱつくしのおでこツンってする西門さんカッコヨス!!!!!2になってから特につくしに対する西門さんはすごくお兄ちゃんぽいというか 優しく見守ってくれるすごくいい存在だよなー。それだけつくしが地に足着いてるってことなんだろうけど、いくら女ったらしだからとは言え、いくら親友が好きな人だからとは言え、一瞬でも西門さんにフラっとならないつくしが不思議でならないわ。絶対西門さんが一番カッコいいって、武闘派だしw。
それにしても、西門&美作は女はべらかしすぎです!


次回は司と類のダブルあすなろ抱き!!!のだめと千秋様もそうだったし、やっぱ今、時代は後からだな。