- 作者: 新堂冬樹
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/08/31
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (16件) を見る
なんじゃそりゃーと思うでしょ。まず28歳と女子高生ってのが中途半端。道ならぬ恋って感じがしない。オヤジか幼女でしょやっぱ。両方それだとまんまレオンなんでどっちかかたっぽ。しかも女子高生全然描けてないし。どう読んでも生身の若い女に接したことない素人ならではとしか思えん。全然かわいくないんだもん。見てない人には全く分からないだろうけど、「仮面ライダー剣」で主人公の仮面ライダーに「誰もあたしを守ってくれないっ」だの「ヒーローなんていない」だのほざいてた女そのもの。主人公が熱いかクール気取ってるかの違いだけ。女子高生の方も「あたし身持ち固いよ」とか言って牽制しときながら速攻で「あなたを永遠に愛します」とか言っちゃってんの。なんじゃそりゃ。ほほ染めてんじゃねーよ。しかも、そのやりとりがなんと花言葉なの。今時花言葉て!!!ギャーハズカシー。お花屋さんで花買って「その花の花言葉は○○ですよ」とか言われたことあります?ありえねー。あとその男の名前が「花城涼」。「涼」で殺し屋スナイパー。・・・・・・。この本のターゲットはどこですか?オバサン?それともあたしを守って系の乙女?売れてんのんか?これは。しかも帯コメントが平山あやってのが安っぽい媚を感じるわ。昔の作品(カリスマ)の設定使ってるし、あーこれは許さんよ。