『ファーストペンギン』第8話

組合長=漁協を脅すさらに大きな「敵」が仕掛けた「針」はやはり矢崎広くんであったわけですが、さんしをズタズタにするという仕事を終えて「お小遣いもらって海外に出国」って、ピロシがプロ工作員だったことに驚いたw。
これちょっと調べれば「なにもかもが嘘」だとわかるような履歴を提出したのもわざとでしょ。やろうと思えばバレない履歴を用意することもできるけど、バレたときに「誰かがさんしに悪意を向けている」ことを「解らせる」ためのことなんだよね。それも含めてプロの仕事なのだろう。

そんなピロシの「正体」に気づくのがそよそよだってところはナイス展開。そよそよめっちゃ頼りになるわあ。なんだかんだでさんしがピンチを乗り越えられてるのはそよそよの存在が大きいよな。和佳の近くにそよそよがいてくれたこと、実はこれが成功の一番の理由かもしれない。

で、永沢くんに代わって登場した小西遼生くんの波佐間さんは、別ルートからのまたもや新たな刺客なのかと疑ってたけど、信用してよさ・・・そうか?。溝口さんたちとも旧知の間柄で、長い物に巻かれることを嫌い疎まれてる的な紹介のされ方だったんで、悪巧み目的でさんしに近づいてきたってことはないと信じていいかなあ?。信じたい。

でもそうなると、波佐間さんに「嫉妬」してスネてる片岡さんがますますアホになっちゃうんだけどね。

ていうか、「網を切ったのは逢坂」だとさんしのなかでは「確信」したとして、なんで篤が洋に謝るのさ。
篤がショックを受けたのは「自分の仕事」を洋が信じてくれなかったからでしょ?。網がくたびれていたのは事実だけど、これまでずっと一緒に船に乗り続けてきたのに「まだ大丈夫」だと判断した自分のことを即断で支持してくれなかったからショックだったわけだよね?。
でも実は逢坂が犯人だった。「網に細工がされていた」わけで、つまり篤の仕事にミスはなかったってことになるよね。だとしたら謝るのはそれを信じきれなかった洋のほうじゃない?。それなのになんで全員で「洋さんごめん」となるんだかわたしにはわからん。

まあ、みんなからのメッセージを読んで半泣きダッシュで戻ってこようとした片岡さんは謝るつもりだったと思うし、それが自分そっちのけで波佐間が大歓迎されてるところを見てしまって、元からある嫉妬心に加えてなにがどうなってこんなことになってるのか“自分だけがわからない”という状況に直面しちゃったわけだからとっさにまた“逃げちゃう”のは気持ちとしてわからんでもないけどさ、いつまでたってもアホだなこの人・・・とは思うよなぁ。

ってところで、片岡さんと“仲直り”するためにやっぱり波波間さんは「悪いヤツでした」ってことにはならんでほしい。
銀行と漁協に「一括返済」したのは億単位だったよね?。おさかなボックスに将来性があるとしてもそれだけの金を一日やそこいらで「はい融資」となるのはさすがにちょっと心配というか、それこそ「おさかなボックス」というビジネスモデルを自分のモノとすべくさんしの乗っ取りを狙ってるとかだったりしないか?と疑いたくなっちゃうんだけど、もしそんなことになるとしたら片岡さんの『問題』がまたなし崩し的になんとなくイイ感じになって流されてしまうと思うので。
なにやら資金繰りがヤバイことになってるらしいことを察して持ち金を差し出そうってことになって、真っ先になぜぼくが私財を提供しなければならないんですか?などと言いそうなのに「僕こう見えて結構貯めてます」と言えるようになった小森くんの成長を見習って、片岡さん!。


とか思ってたら永沢くんもう戻ってきちゃうの?戻ってくるとは思ってたけどさすがに早くね?w。