『モンスター』第9話

前回は感想を書く気にならなかったぐらいつまらなかったというか、仕事の面接に行っても年齢で線引きされてしまうからってんで架空の妹の戸籍を作って妹として(年齢を偽って)スーパーで副店長やってましたとかちょっと何を言ってるのか分かりませんが?というものだったけど、(神波姓を名乗っていたころの)粒来の「仕事」を“1枚の絵を前に男の話を聞く亮子”を通して描いた今回は面白かった。
最終章の舞台となる「群馬」に道筋をつけるための話ではあったけど、1枚の絵が「呪いの絵」となる物語はなかなかにドラマチックだったし(200億が一瞬でゼロになるってなかなかに痺れる台詞だよね)、亮子と粒来が「同じ」であることを改めて明示したことで最終章への興味がわいた。まあほんの少しだけど。

しかしここで100億とか140億とか200億なんて話をやられると、秋元才加がゲストの回で患者から3億の遺産を受け取った看護師は大したことなかったと思えてくるなw。
そういう意味でもどんな最終章になるのか楽しみではある。