ブンブンジャーって「王道戦隊」という位置づけらしいけどわたしはそうでもないと思ってて、それでもこの作品を「王道」とするならばそれはひとえに錠というキャラクターに依るところが大きいとも思ってるんだけど、それを証明する話であった。
子供がブンブンジャーに弟子入り希望する動機(過去になにがあったか)と絡めるにしてもあれを「大きな間違いを犯した」とする表現はよろしくないと思うけど(ついでに言うと今現在付き合ってる相手の人数とか面接で落とされた回数とか「恥ずかしい」のセレクトが悪趣味すぎる)、続けて突き付けられた「恥ずかしい数字」もぜんぶちゃんと錠の糧になっているのだと「見て分かる」から言葉にせずとも弟子入り希望の子供に刺さるのも納得できるわけで、これはまさしく「王道」ですわ。