鹿乃子くんの能力があれば二人の息子のどちらが偽物なのか(嘘をついているのか)見抜くことなど朝飯前だろうと思ったら解明するのは余貴美子演じる「依頼人の嘘」のほうだったという展開、2人が突き止めた「動機」と「真相」はこのドラマらしくてよかったんだけど(わたしは2人とも偽物で実は左右馬が孫なんですってことになるかと思ってましたw。千代さん全面協力によるおめかし鹿乃子くんに膝をついてエスコートしたのは“血筋”が出ちゃったってなことなんだと)、物語の「鍵」である『背守り』がそもそもの話としてどう見ても「花」には見えんだろ(笑)なぜそれを「花」だと思った?(笑)。
そして嘘が解ることだけでなく先生との間で決めた「両手指を組む」合図のことまで見抜いた濱尾ノリタカくん演じる「徳田史郎(偽物)」なんて存在が9話にして登場したけど、残り2話(だよな?)しかないのになんでそんなキャラを出したんだろうか。
初対面の時点で左右馬よりも鹿乃子に興味を抱いてたからおそらくその時点で鹿乃子の能力に気づいてたということなのでしょうが、てことはそれはつまり左右馬と同じぐらい洞察力がある、ということになるとして他人の名前を騙って実原家に接触してきたことだし善人ではないよね。
であれば一応探偵モノなんで明智小五郎に対する怪人二十面相的な、そういう立ち位置のキャラなのか?と予想するけど、次回は鹿乃子母の話になるみたいだしそんなキャラとどうこうする尺はないだろうに。
ドラマオリジナルでこんなキャラを出すとは思えないので原作に居るキャラなのでしょうし、続編への布石としてとりあえず出しておいたってところか?。
濱尾くんこのドラマの雰囲気にとても似合ってるんでこれで終わるのは勿体ないし、そういうことならうれしいけど。