『光る君へ』第46回「刀伊の入寇」

まひろを庇って死ぬであろうことはわかってた(予想できた)んでどれほどカッコよく庇うのかめちゃめちゃ楽しみにしてたんだけど、ゴリゴリのフラグ台詞を言ったかと思ったらその僅か数分後に胸に矢がぶすっと刺さって「あ(なにこれ)」で次回へつづくの文字に「うそでしょ・・・・・・」と思わず声に出して言ってしまった。
キャラも主人公との関係性も状況もひとっつも重なる要素はないものの、それでもわざわざここで再び周明を出すからにはそれこそ直虎の政次(高橋一生)ぐらいぶっ刺さる「最期」を用意してくれるんでしょうね大石先生?とハードルを上げまくってたんでマジでなにコレ?と呆然となってしまった。いや確かに「刺さった」けどもw。

源氏物語を書き終え云わば燃え尽き症候群のような状態になってるまひろに「なんでもいいから書けばいい。書いているうちに何かまた書きたい物語が見つかるかもしれない」と大切な助言をするという役目はしっかり果たした一方で、まひろと再会したがために死んだ、ということになろうわけで、周明って一体なんだったんだろう・・・とぼんやりしてしまう。

対して髭を蓄えワイルドモードの竜星涼の隆家は文句なしのカッコよさ!!。もうね、指示を出したり部下に号令かける声音が生粋のヒーローなんよ。
かつて遊びで御車に矢を射って家族に大迷惑をかけた隆家が、民と国を守るために矢を放つ姿を見るとこれぞ胸熱ですわ。
ていうか1年ぶりの戦闘にはやっぱりテンションが上がりつつ(なんだかんだでわたしはやっぱり「そういう大河」のほうが好きなんだろう)(幕末大河で竜星涼が見たい!!)「刀伊の入寇」という歴史上の出来事を知ってはいるけど登場人物については知らなかったんで新鮮な気持ちで見たけど、これ冷静に考えると結構な歴史上のポイントじゃない?。
だってこのとき大宰権帥が隆家だったからよかったものの、行成だったら異民族の上陸を許してしまうことになったかもしれないよね?。