『ライオンの隠れ家』第8話

洸人とみっくんとライオンが三人で仲良くしてるところにVaundyが流れると反射的に涙がじくじく出てしまう身体になってるんで愛生の言動は洸人同様「勝手すぎる」としか思えないのだけれど、それだけに「この女」がなぜ偽装死などという手段を選ばなければならないところまで追い詰められたのか、やっぱりそこがわかんないんだよな。

自分だけなら耐えられるけど息子にまで暴力を振るわれたから今すぐ逃げなくちゃと思ったと語ってたけど、夫の暴力に「耐える」って時点で洸人に運転させたチャリンコの後ろに乗ってイェーイ!とかやってる姉ちゃんとはどうしても一致しない。

向井理演じる橘祥吾は「怖い」。予告で流れた数カットだけでもゾッとするし、その橘祥吾を・・・育んだ「橘家」も明らかにヤバいんで、あれほど奔放だった愛生ですら耐えて逃げることしかできなかったほど闇が深いってことなんだろうけど、愛生を“こういうキャラクター”として描くならば愁人がたちばな都市建設と政治家がやってる(やろうとしてる)悪事を偶然見聞きしてしまったってんで息子を守るために逃げようとしたってな感じのほうがよかったんじゃ?
まあそういうことならそれこそ警察行けよって話になるんだけどさ。

ところで迎えに来た橘祥吾にバレないように橘愛生をピックアップするのはいいんだけど、その車そこそこ目立つと思うの柚留木さん。
確か洸人と接触したときもこの車乗ってたから柚留木さんのマイカーだと思うけど、「秘密裡」に行ってるわけで自分の車使うのはどうなんよ?と思ってたらやっぱり橘祥吾と繋がってる汚れ仕事請負人みたいな男に見つかってるし、登場当初こそ謎の「プロっぽさ」があったけど素人に毛が生えたレベルになっちゃってませんか柚留木さん・・・。

そして懲りずにまた上裸になってる高田はなんなの?もう一人も脱いでるし地方の刑事あるあるなの?w。