品子さんを巡る謎であり嘘は普通に「三つ子でした」であったw。
代々ずっと住んでるならともかくああいう経緯で逃げ隠れるためにあの家に引っ越してきたという事情だとあんな隠れ住居空間を誰にも知られずに作るのは無理だろうと思ってしまったし、人形用のお膳が手付かずであるはずなのに減っていたからねずみを疑い殺鼠剤を入れられた(それを食べて品子の1人が死んでしまった)んだよね?。人形用のお膳が空になってる(毎度減っている)ならばそれは「そういうもの」として扱うだけで(新しい女中に変わる際そう申し送りをするでしょうし)そこに殺鼠剤入れようとは思わないもんね?。
とするとじゃあそれまではなにを食べて生きてきたんだ?「品子用」のお膳を三人で分けて食べてたのか?という疑問が残るけど(そもそも実際には隠れ住んでいるのは2人なのに人形のお膳をなぜ「一つ」という設定にしたんだろうな?。三つ子の両親が作った設定なんだからそこは理由をこじつけてお膳を二つ用意するという設定にすればよかったのに)、横溝オマージュとして楽しめました。
具体的な指示を受けずとも先生に言われたことを信じて自分のできることをやろうと自分で決めて実行する鹿乃子くんの成長は微笑ましいけど、イナリの世話問題をスルーだったのは残念です。
あと雅姉さんと馨の絡みもほしかったな。