『光る君へ』第37回「波紋」

なんだこの引き昼ドラかよww。
そして呪詛しかしてない伊周が道長を同じ位になってるとか心底意味が分からないんだけど、これこそが「呪詛パワー」ということであればそれはそれでw。

帝の子を産んだことで目線がぐっと上がって自分の意思を言えるようになり(製本シーンは面白かった。これを見られただけでもこの大河を見た甲斐があるわ!)、自分の好きな色の着物を着てすっかり名実ともに「中宮」となった彰子の変化に対し、
戻った実家を「みすぼらしい」と言い、みんながドン引きしてることにも気づかず自慢話をしつづけますます座をしらけさせるまひろの変化(まひろが空気読めないのは元からだけど、あの家のなかでここまで「浮いてしまう」ほど変わってしまったという意味で)。
その犠牲となっている賢子の「なにしに帰ってきたんですか?」には「それな」と同意せずにはいられなかった。
まひろにしてみりゃ自慢したかったのではなくあからさまに自分を拒絶する(自分と話をしようとしない)賢子にああいう形でああいう話をしてやることしかできない、ということだったのでしょうが、まあ伝わらんわな。

そのあと姉ちゃんを訪ねてきたんでそのことについてダメ出ししてくれるのかと思ったのに御菓子イジリが目的の惟規は安定の癒し枠だけど、そろそろ・・・・・・だよな?。

実家に戻りたいという藤式部に「自分のことばっかりで気にしてやれずにすまなかった」としっかり謝ったものの、すぐ「早く戻ってきて」と手紙を書いちゃう彰子がカワイイ一方で、彰子の口から「藤式部」が出るたびにどんどんと顔が強張る倫子様が心配・・・。
帝へのお土産としてまひろの書いた物語を綺麗に製本した「褒美」と言って女たちに紙と筆を与える夫のことをどう思ってんだろうな・・・。