初回で亡くなった妻のぶんも「親としてこうあるべき」という枷を自らにはめてがんじがらめになってるだけだということを描いたし、子供がいることを隠しているのも職場で気を使われたくない・使わせたくないからだと理由を明確にしたことで、楠見くんは「他人の助け」と受けることができないというか、それを良しとしない、楠見くんの言葉で言うならそれは「おかしい」のだと考える人間だってだけで、助けられたらそれに対する対価を払わなければ気がすまないあたり、まあ・・・いわゆる面倒くさい人間ってだけなんだなと思っていたわけなんですが、スープのくだりで西園寺さんと完全シンクロ状態で「は?」となったw。こいつやべえぞw。
初回の感想でも書きましたがわたしは「家事」(生活の利便性)を目的として契約関係を結ぶ話に興味がないんでこのまま会社に秘密で偽家族をやる話だけなら内容には期待しないとなるけど、西園寺さんと父親の関係という軸は気になるし、楠見くんが“こういう人間”である理由も親(家族)にあるんじゃないかと思うんで、そっちの「親子」であり「家族」についても描かれるならばそれは楽しみ。演者に対する不安はないしな。
ところでわたしは小さな子供が苦手なのでルカのような子を見ているのは結構ツライものがあったりするわけなんですが、ものすごいウザさ全開でパパ面する松村北斗のラジオを聞いたおかげでニヤニヤ眺めていられますw。