『ビリオン×スクール』

今この瞬間(感想を書き始める瞬間)まで「ビリリオンスクール」ってタイトルだと思ってた・・・w。

というくらい、わたしのなかではノーマークの作品でしたが、あれあれ?ちょっと面白かったぞ?。
わたしこの枠と相性悪すぎで、3本とも早々にリタイアさせられ続けてるんで今回もまあダメだろうなと思ってたんだけど、このごくせんとGTO富豪刑事と王様に捧ぐ薬指を足して薄めたノリは嫌いじゃないかも。
探偵学園Qのトリオが十何年ぶり?に共演するというニュースぐらいしか知らなかったんで、松田元太が生徒にいて白目りましたが(山田涼介が教師で松田元太が生徒なんてものを見る日が来るとは)、教室も職員室もベタでいいと思う。

教室も職員室もごくせんの何番煎じと言われたらその通りだけど、この作品には安達祐実演じる「AIプログラム・ティーチ」という存在がいるわけで、加賀美グループCEOの加賀美零が身分を隠し教師をやってる「理由」であり零と一花とのトリオ漫才要員だけで終わることなくどれだけティーチを活かすことができるかが鍵になるかな。
AI教師の是非まで描けたら驚くけど、作劇的に生徒に「味方」を作る必要があるとして、ハイパースーツのお披露目会の客席で「実は不細工なんじゃね?」などと言われるぐらい「素性がわからない」扱いされているというのに、加賀美建設の現場に出向いてバイトしてた生徒に顔バレするという流れはあまりにも雑だったんで、まあ期待はしないし気楽に楽しめたらいいな。

水野美紀演じる校長は零を学園から追い出そうとしてるみたいだけど、零の素性を知らないのか。
教育委員会の推薦でとか言ってたけど多額の寄付金と引き換えに教師の椅子を買ったとかじゃないんだな。

てか私立だし校長の上に理事長がいると思うんだけど、それが神木隆之介なんだろ?。
零がなんかやらかしてクビになるしかないってところで現れた用務員さんが「実は理事長でした」ってんで助けてくれるに決まってる。
もしくは学校に憑いてる地縛霊で零にしか見えないかw。