犬が事件の鍵を握る目撃者的な予告文を目にしたもんで楽しみにしていたわけですが、犬ほとんどでなかった・・・。重要参考犬だからってんで皆実の部屋で保護することになっててんやわんや!的なやつを期待してたんでしょんぼりです・・・。
皆実が「お母さんはきっと毎回アップされたお弁当の写真にいいねを押してくれてる」といい話風にまとめてたけど、突然母親に失踪された中学生(だよな?)が生活費を稼げてしまうわけだから、そらユーチューバーだのインスタグラマーだのが子供の「将来なりたいもの」になるよな・・・とおもいました。「こっちは死ぬ気でインスタやってんだよ!」と犯人に言わせることで「楽な商売ではない」と描いたつもりでしょうが、「カナカナ」の中の人が変わってもフォロワーは気づかないし、犯人だって気づいてないとか所詮「その程度」なんだよな、いろいろと。
そのうえでこんな動機で人を殺そうと考え、殺しに行くときに“プライド”で自作のドレッシングを持参し、後頭部を殴らせる高梨臨の犯人はあたまおかしいよねというだけの話。
ていうか事件よりもいくら収入を得る方法があるとはいえ未成年の一人暮らしを支える弁護士のほうが気になるけどね。
母親が失踪したからといって弁護士を雇う子供がいるとは思えないから母親が雇った弁護士ってことになるよね、たぶん。そして例えば母親の学生時代の友人であるとかさ、元から知人であったから弁護士としても関わってるということならばそう言うだろう。それがなかったってことは純粋にクライアントと弁護士としての関係であったのだろうと予想するけど、そのクライアントが失踪したとして未成年の娘をそのまま住居に独り暮らしさせるようなことを“弁護士”が認めるか?と思うんだよな。
でもこの家庭には収入がある。しかもその収入はそこいらのサラリーマン以上の額であるわけで、それに見合った報酬を弁護士が得ているのだとしたらそれを手放したくないと考えてもおかしくはないよね。
そして突然母親がいなくなった娘が「母のアカウントを使ってインスタに投稿し続けよう」などと考えるか?とも思うの。
なにが言いたいかというと、この弁護士が娘を唆しトップインフルエンサー「カナカナ」に成り代わらせ、継続して収入を得ている、なんなら「カナカナ」の収入をまるごと全部「管理」してましたってなところまでいったらもうちょい面白かっただろうにってことなんだけど。
ドラマも半分が終わったところでようやく縦軸である皆実の「目的」、皆実が調べようとしている事件がどんなものなのかに触れられましたが、心太朗の父親は冤罪で真犯人は別にいた、だから心太朗に「殺人犯」の血は流れてませんってな話になると予想してたけど、ただの冤罪ではなくまた警察の隠蔽ってな話になりそうな気配じゃない・・・?。