『女神の教室~リーガル青春白書~』第9話

尾上松也さんのファンなので風見刑事の掘り下げ回を楽しみにしていた、というかそれを見るためにここまで見続けてきたわけなんですが、法で裁けない悪人を排除するジョーカーかもしれないなんて話を見たかったわけじゃないんです・・・。
百歩譲ってジョーカーならジョーカーでいいし、法律家(とそれを目指す若者たち)のドラマであるわけだからそこで風見の行為に対してあくまでも『法律』で向き合うということになるならば、そのためにこういう展開にするのもまあわからんでもないけど、妹がレイプされたという私情を重ねて塾講師を粘着捜査してるってな話なのに、「レイプ犯」(だと風見は確信してる)に未成年女子(レイプに遭ったときの妹と同年代)を囮として近づかせ証拠を掴もうとしたらバレて性的被害を受けましたって、あまりにも風見が愚かすぎるでしょ・・・。
挙句自殺と判断された津村の死に風見が関わっているんじゃないかと疑う藍井が塾講師を襲おうとした風見を止めようとして刺されましたって、みすみす性犯罪被害者を生んでしまっただけでなくあんな状態の妹がいるのに風見をどうするつもりなのかと。
これで「風見さんを救うにはどうしたらいいかみんなで考えてみよう」と授業の題材にしたらある意味あっぱれだけど。