『警視庁アウトサイダー』最終話

真犯人含めほぼほぼ予想通りの「真相」ではありましたが、小山内響子による「夫の愛人殺害シーン」の迫力には驚いた。この時間でここまでのガッツリ「滅多刺し」は記憶にないような。
終わってみればおごさん演じるチカの息子がほとんどの「証拠品」を握ってた、という顛末でしたが、ドラケンみたいなタトゥー入れたおごさんカッコよかったのでヨシ!。

ていうか最終回に出番があるか不安に思ってた琢己にいちゃんが!いきなりゴーモン(というほどのものでもないけど)されててそこだけ20回ほどリピートしたのはわたしです。
ていうか取調室から解放された『衣服が乱れた琢己にいちゃん』がまるでわたしが狂いまくった某舞台の「彼」のようで思わず悲鳴を上げたよね。
普段はビシっと決めてる福士誠治が乱れる破壊力マジやばい。すかさずプロテクトかけましたわ。

小山内には蓮見が手錠を掛け、有働には水木が手錠を掛け、そして架川さんは藤原さんと杯を交わすのも「三人の物語」としてカタルシスがあったし、例のコーヒー片手に三人揃って後ろ歩きからのそれぞれ違う道を前を向いて進む姿で〆ると、初回のあのゴチャついたドラマをよくぞ綺麗に畳んだなと感心です。あれほど合わな過ぎると思った主題歌もこのラストカットにはぴったりだったし、なんだかんだで楽しめちゃった。


ところでですね、わたしこれ一応ちゃんと見てたつもりなんだけど、架川さんいきつけの龍宮城で恐竜カレー!!!食べてたバイトの女の子がさくら(仮面ライダージャンヌ)であることに最終回にしてようやく気付きました・・・見たくないものを「気づかない」とするわたしの目が相変わらず優秀すぎる(役者に罪はないんだけどキャラがあまりにも嫌いすぎたので申し訳ないけど「見たくない」と思っちゃうのよね。わたしは戦隊で知った子は戦隊のキャラを「親」だと刷り込む人間なので)。