『スタンドUPスタート』第5話

今回は武藤さんを社長とする「(株)ワカラン」設立までで、「三ツ星」との戦いにおける云わば序章ってことかなと思いながら見てたんだけど、あれ?もしかしてこれ別に三ツ星と戦うとかそういう話ではない感じですか?。
しかも虎こそSE集めに協力してたけど安達祐実の音野さんも小手伸也の林田さんも山下美月の羽賀さんも、あと水沢林太郎の大学生もワカランの設立にはノータッチで今回は完全に武藤さん単独案件(その結果として山谷コンビが加わるかどうかが決まる)だったし、これまで訳あり人材に「投資」してきたのは投資先の力を言い方悪いけど「利用する」ため(自分の計画に必要な能力を有する人材を選んで投資してきた)で、その計画がいよいよ始まるんだと思ってたんだけど、もしかしてまったくの思い違いだったりしますかね?。

まあ金が必要になるのはこれからだから林田さんの知識が活かされるとすればこれからだろうし、大陽たちの計画に強い拒否反応を示す「地元の権力者」たちをどうにかするために羽賀さんの知識がモノを言い、「スーパー」を使う顧客のニーズを調べるのに音野さんの意見が役に立つのかもしれないのでまだわかりませんが、武藤さんが最初の説明会で語ったことが誤りではないなら三ツ星は潰した造船所は無論その跡地のことなど「売って金にする」ことしか考えてないっぽいし、それぞれ相手のやり方や考え方にムカついてても別に兄弟で喧嘩するとかそういう感じじゃないのかなという気がしてきたぞ。孝太郎さんの大海は売却先が「元三星の巣窟」であると知った瞬間「売らん!」とか言い出すタイプじゃないっぽいしな。

それはさておき、このネットスーパー計画ってどうなんだろうなあ?。
造船所の広大な跡地を使ってネットスーパーやると聞いて、それこそAmazonのスーパー版なのかと思ったんですよ。跡地を物流拠点として日本全国を対象にネットスーパーやるつもりなんだと思ったんだけど、武藤さんは「この土地」のことしか考えてないし、大陽も「買い物に苦労してるこの土地の住民たち」を見てこの計画を思いついたっていってたし、三ツ星が撤退したことで衰退する「この土地」をどうにかするためだけの計画なんだとしたら、そんなに広い跡地など要らなくないか?と思うんだけど(それどころか「ネット」使える人ばかりじゃないだろうから移動スーパーのほうがよいのでは?とか思ったり)。

まあここで地域の買い物事情を改善する「ネットスーパー」のビジネスモデルを作り上げ、それを全国に広げるってな話になって、山谷コンビが“雑踏のなかで叫ぶ”としたらその時だろうけど、でもその事業は三ツ星と重なるものではなさそうだし、やっぱり三星兄弟は戦うのではなく間違ってるところは間違ってるとしたうえでお互いを認め合いなんなら協力し合うことになるのだろうか。これでラスボスが反町隆史三星兄弟がそれに立ち向かうことになるならビックリするけどw。

ところでこのドラマのお約束演出である“雑踏のなかで叫ぶ”シーンなんだけど、いつもここで孤独のグルメの「それにしても、腹が減った」のBGMを脳内で被せてしまって毎回フフッとなるんだよなw。