『スタンドUPスタート』第4話

終わってみれば(大陽が「誰」に対して「何」を仕掛けようとしているのかはまだ分からないものの)次回からいよいよ本丸である「三星」との戦い(という言葉を使っていいのかも現時点ではわからないけど)が始まるってんで、虎魂を『フリー』にする必要があるという作劇上の理由だと解るわけですが、これまで悩んでる素振りなど見せてなかったのにいきなり「経営向いてないかも」とか言い出してて、いきなり話かけてきた男(竹財輝之助!みるからにあやしい!)に持ちかけられたM&A話にホイホイ乗っかり(いや一応虎なりに考えてはいたけど、大陽ですらM&Aについて勉強してたというのに自分では何一つせず言われるがままだったんで「ホイホイ」と言っていいだろ)、契約成立となったあとで「イヤだ!」とゴネた挙句に唐突に雨が降って来たのにはここまでの加算がゼロになるほどの「やっちまったな」感でしたが、この雨(とゾロゾロやってきた虎の会社の社員たち)は大陽の仕込みでした!と判明したところからはなんとか持ち直したかなー。

社員たちは虎のゲーム愛を信じて働いてるし、労働環境云々はさておき「楽しい」から今のままでいい(今のままがいい)と言ってくれたというのに、よりよい条件とは言え結局「会社を売りました」って、社員の気持ちはどうなるん?だし、初回の林田に続き前回の羽賀さんまで銀行をやめて新たに始めたコンサルでバリバリやってますってのにはさすがに都合よすぎだろとなったけど(銀行時代もM&Aの仕事をしてたというならばわからんでもないけど「融資担当者」だったからね)、虎と同様に二人が「銀行員」であるとこの先の展開に不都合が生じるんだろうからそこはまあいいや。
(ていうか、虎に「経営」は無理だ(いずれパンクする)ってことぐらい大陽なら見通せただろうに、乙女ゲーを作る会社を舞台にしたドラマの比嘉ちゃんにとってのおディーン様的な、このドラマにだってノムさん岡本玲ちゃんの「コンビ」話があったわけだし、経営面を補佐する人材を虎に付けて(紹介して)あげなかったのは自分の計画に必要なのは「フリーの虎」だから、なんてことだったりします・・・?)

ってところで、大陽と同じく責任を取らされ役員を辞任し三星も辞めることになった(会社がそれを求めた)山口のみならず、加賀谷まで退職願を出したのにはビックリ。
周囲からもニコイチと認められるほどの間柄だから山口なしには生きられない(言い方w)のでしょうが、この人家族とかいないのかしら?いないなら「尊い」ってことでいいけど。

三星にクビを切られた塚地とともに山谷コンビも大陽のチームに加わるとなると俄然戦えそうな気がしてきたし、高橋克実鈴木浩介が相手となればいよいよ竜星涼の「演技力」が目に見える形で発揮されるであろうことを期待しちゃうわ!。