『invert 城塚翡翠 倒叙集』#1「雲上の晴れ間」

かわいいかわいいかわいいねえ~!
清原ちゃんと小芝ちゃんがキャッキャしてるのを見てるだけで時間が過ぎていきおった。

たぶん最初からコレでよかったのにと思ったひとも少なからずいると思うんだけど、翡翠はともかく対香月先生仕様の「城塚先生の使用人兼黒子」に徹する真ちゃんがあったからこそのコレなんですよ。
5話を使って「殺人鬼と恋愛ごっこをすることでスリルと快感を得る変態ドS探偵」の話を描いたからこそ、『犯人』の隣に引っ越してきたという態で接触する翡翠に、犯人行きつけの喫茶店の店員になってる真ちゃんを「なんでそんなことができるのか?」と思うことなく「そういうものだ」と受け入れられるわけで、なにが言いたいかというと小芝ちゃんファンはここから毎回報われることの繰り返しだぜ!ってこと。

とまあ「初回」は二人のやりとりだけで満足できたけど(あと鐘場の処遇が神戸くんオマージュ?なのにフフッとなったw)、1時間ものの「ドラマ」に仕立てると粗しかないな・・・としか思えんな。
今回の肝は「アリバイ崩し」だったけど、いくら犯行現場のマンションも会社も裏階段には防カメがないっつっても街中にはあちこち防カメもあればドラレコ積んでる車も止まってるからそれを全て避けてマンションと会社を行き来するなんてことは一般人のエンジニアにはどだい無理なわけで、であればわざわざ「城塚翡翠」を動かさずとも警察で対処できるだろうと、この程度の捜査すらできない警察なのか?とはなるな。ドラマだと。

でも被害者が「風呂場で転んで浴槽の縁に頭を打って死んだ(と偽装する)」ってなよくある描写をここまでガチに「見せる」演出は評価したい。
3話の武田航平といい今回の長田成哉といい、この程度のチョイ役でもお得感とかインパクトを与えてくれるのは嬉しいな。