『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン32話「けっとうソノ2」

ソノイを失ったソノニとソノザによるリベンジマッチという意味での「決闘その2」と思わせて、タロウエキスによって赤目赤エクステで復活し神輿にのって文字通り爆誕したニューソノイによる「決闘その2」であり、前回はタロウの一刀にソノイは倒され、今回はソノイの一刀でタロウが倒れる。ソノイはムラサメに担がれ、タロウはジロウに担がれる。
そこに因縁の忍者おじさんを噛ませても無理やりだと感じさせない、むしろそうなるべくしてなったとしか思わない確固たる世界観が構築されていることも含め、べテランの技をまざまざと見せつけられる見事なリプライズ劇であった。
なんの前フリもなく「ムラサメ、ブラックオニタイジンです」というマザーの一言でムラサメがブラックオニタイジンになった(なれた)と思ったら速攻で倒されてても、笑いこそすれ特に混乱はしないもんな。
ついでに言うとプールに続いて花火もノー説明だったけど、どんなスタイルでもねじねじは外さない教授ってことだけ理解してれば問題ないしね。


でも忍者おじさんは・・・。なにもなければ(いずれ解放されるだろうし)おつかれさまでしたで済むけど、なまじカーチャンなんぞ登場させるからなんてことしてくれたんだ!という気持ちになってしまった。このカーチャン息子の帰りをずっと待ち続けることになるんだろうな・・・って。