『六本木クラス』第8話

龍河さんかわいそう・・・。
クズだしバカだしイキリ野郎なんだけど、相川専務に「よろしくお願いします」と頭を下げたり、「お父さんもがんばって」なんて言っちゃったり、なにより父親に抱きしめられたことの意味を悟った瞬間の顔が哀れでだな、髪を振り乱し汗だくで父親のもとに駆けつけ“自分の役割”を理解する顔が健気でだな・・・。

悪い子じゃないんだよなー。いやワルなんだけど、根っからのワルじゃないよね。馬鹿なだけなんだよ。馬鹿であることが龍河の罪なんだ。
目を見合わせたあと黙って去っていく父親を背中で見送り、全て自分が悪いんだと会見する龍河めちゃめちゃいい顔ってか爆イケで、葵にいいようにノセられてイキリ倒してたときの、初めて新の悪口で意気投合できる相手に会えたからってテンションあがりすぎてテーブルに脚ガンッてぶつけてたwときのクズを具象化したらこうなるってな様子、これはこれで嫌いじゃないんだけどw(葵にコーヒーぶっかけられてたけど、そこそこの時間話をしてただろうからそんなに熱くないだろうに大げさに熱がってる間に葵に逃げられる龍河さんほんとバカw)、真っ当に育っていたら、こんな父親の長男でなかったら、会見のときに見せた真摯な顔で生きることができていたかもしれないと思うと可哀想になってしまうのだけど、そう思わされてしまうことが(物語として、龍河というキャラクターに対して)いいのかわるいのかわからん。

これでもう龍河はジエンドオオオオオオ!だろうし、最終回で出所して父親の腹に包丁ブスリとするんでもなければ物語としてもお役御免だろうから、あとはもうのんびり見ればいいかなーと思ったら、次回は料理対決するらしく「ファッ!??」となりましたw。いやいやそんなことしてる場合じゃねーだろ!展開が読めなさすぎるw。