『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』第5話

パッと見イイ感じで終わった感じではあるけど、風吹ジュン中村梅雀が“お互い憎からず思っている”という関係であることを隠さずに行動することになるならば、周囲が黙ってないだろうなーと、少なくとも町内会長は梅雀さんに対して嫌がらせをしてくることは間違いないよな。
でも生前整理やらなにやらで「知り合いの弁護士」ができたわけで、もしそういうことになっても「助けてくれる」存在がいるからまあ安心です。
石子の体調不良も梅雀さんの「隠していること」に気づくキッカケとしてのものというだけだったみたいだし。そこに潮先生まで乗っかったのはやや不安だけど。こっちはオチとかなかったから。

しかし羽男の“優しさ”タマランな。どうして同行することを許してくれないのかと詰問する石子へのため息交じりの「具合わるいんでしょ」からの「普通に休めといってもどうせあなた聞かないでしょ」というこの言い方がタマランすぎる。
たぶんだけどこれ倫也くんが言い方を変えてると思う。西田さんの癖的にもっとカッコいい感じの台詞だったんじゃないかと推測するし、この言い方は台詞にしては倫也くんっぽすぎるので。

それでいうと「石子さんに告白するつもり」の大庭くんが「鼻を触る」のにめっちゃハシャぐのは羽男としてのソレで、両者がシームレスに混じりあってる「羽根岡佳男」というキャラクターは中村倫也史上屈指の嵌りキャラだと断言してしまっていいと思う。石子とのコンビも大庭との絡み(恋バナだけでなく、具合の悪い石子に対する言動の「違い」がハッキリ見えたところも今回は良かった)もどちらもキャラとしても中村倫也としても実に自然。つまり最高です。

とか思ってたら哲司!?大庭が次に入る会社の社長?VIP?文字通り「一瞬」しか映らなかったのにその一瞬でものすっごい「不穏」を感じさせるのやめてーこわいー。