『正直不動産』第6話

あんな過去があって、それゆえに不動産業界で働く動機というか野望もしっかりあって、仕事もできて、さほどそれをひけらかさない。昼食は一人で取りたいとか言いつつ実はおばあちゃんの散歩に付き合ってる。おまけに酒も強い。永瀬が桐山に勝てることあんの?。

と真顔で聞きたくなるぐらい桐山が仕事できるいい奴すぎて、嘘がつけなくなる前の永瀬は「この桐山よりも売り上げが上」だったとかちょっと信じられないんだけど。
だって今の永瀬は「嘘がつけない」ってだけで不動産の知識や売買の技術というかノウハウを失ったわけじゃないじゃない?。
「正直営業でいく」と腹をくくったことでじわじわ営業成績を上げてるあたり能力があることはわかるけど、それでも毎回桐山にしてやられてるわけで、しかもそれが「その手があったか」的な永瀬には思いつかなかった方法だったりするわけで、この桐山より成績が良かった理由が「嘘」にあるのだとしたら、どんだけ嘘つきやねんって話。不動産屋なんてやめて詐欺師になれば?レベルだろ。

とか思ってたら、え?桐山会社やめちゃったってよ?。

まあ完全なる「いい奴」であることが明らかになった桐山と「正直永瀬」のコンビじゃ面白くないってか、客と不動産屋の人情ドラマにしかならなそうだから桐山の役目はここで終了ってことなのでしょうが、もう桐山のガチムチなベスト姿が見られなくなるのは寂しいです。