『未来への10カウント』

この枠はこういうんでいいんだって!奇をてらったりしないで毎回「あー面白かった」で終わるドラマでいいんだって!。
と、まずそれが初回を見終わった瞬間に思ったことでした(察して)。
そして次に「でもこのメンツで“そういうドラマ”を作るのはもったいなくない?」が来た。

満島ひかり生瀬勝久柄本明安田顕富田靖子

これだけ曲者中の曲者役者を揃えておいて『妻を亡くしていつ死んでもいいとかほざいてる中年男が部員たちとともに母校のボクシング部でインターハイを目指しながらアオハルする話』を作るとか宝の持ち腐れじゃない?としか思えんが、だがしかしその「中年男」が木村拓哉であるならば話は別だ。木村拓哉以下豪華メンバーでそんなドラマを作るだなんてなんという贅沢!!となるわけですよ。主演の格が違うわけですよ!(察して)。

って、公式みたら生徒役に村上虹郎がいるんだけど、え?マジで?役名の横に「15」ってあるんだけど、じじじじじゅうごさいやく!??????ちょっと前は深津絵里の叔父さん役やってたのに!?????。


とまあ「豪華キャスト」に対する感想しか出てこない初回でしたが、繰り返すけどこの枠はそれでいいのだ。この枠の初回に必要なのは安心・安定感だとわたしは思うので。
うるさいな(これがずっと続くならキツイな)と思ってた満島ちゃんがこれを脳筋と言っていいのかわからんけどニッコニコで「アオハル!」とか言うアホ女だと判明した瞬間にこれは最後まで付き合えるわと確認したもんな。
生徒のあんなキラキラした顔を見たことがないからって部活動中に怪我したことを学校はともかくとしても親にも報告しないとかYABAIけど、「うるさいな」から一瞬で「可愛い」に変わる満島ひかりはやっぱすごいや。

しかし富田靖子は あ や し い 。
隣のクラスを盗聴・盗撮してるとしか思えん。というかそれを期待してしまう。
ヤッシーは生瀬さんの副校長(ごくせんを思い出す)とセットで憎まれ役&盛り上げ役をやってくれればそれでいいけど(そこにドラマは求めないので)、富田靖子にはぜひともひっかきまわしていただきたい。

あと馬場さん増量した?。

生徒のほうは東大合格者を2桁出す新御三家と言われる進学校で、3年生と女子部員がなぜこれほど必死にボクシングなどというマイナースポーツを部活動としてやりたいと熱望するのか、その理由が気にはなるかな。
まあ3年生は確か東大医学部確実とか言われてた気がするから親への反発あたりだろうし、強くないたいという女子部員は襲われた過去を持つとかそんな感じでしょうが、そこへどうやらボクシング経験者らしい虹郎がやってきて彼らの意識がどうなるかってところか。


なんにせよいい意味で「手堅い」ドラマになりそうなので富田靖子の活躍を楽しみにしてます!(これ最終回前までずっと言い続けると思うw)。