『ドクターホワイト』最終話

白夜の事情、背景については高森勇気の関与も含め概ね予想通りでしたが、業務上横領の容疑が冤罪であることが証明され晴れて自由の身となったお兄ちゃんが医療の現場に戻らず「臓器移植目的でクローンを製造してる闇組織を追う」べく再び逃亡者スタイルに身を包みいずこへと向かったのであった・・・という展開には驚いたわ。

いやいやお兄ちゃん!海江田が認めた腕があるんだから医者として多くの患者を救おうよ!闇組織を追うのはお兄ちゃんでなくてもいい、それはそれこそジャーナリストである将貴や刑事である淳平の仕事であって、お兄ちゃんはお兄ちゃんにしかできない仕事があるんだから手術しようよ!。

でも闇組織を追うってことは裏社会だったり様々な事情で表には出られない人種とも関わりを持つことになろうわけで、そんな人間たちをバッサバッサと治療し人脈を築きいつのまにか救世主・ゴッドハンドとして裏社会に君臨する毎熊お兄ちゃんを想像するととても高まるので続編のお兄ちゃんはそれで行こう!(クローンでビジネスしてるような組織が海江田の「解約」をはいそうですかと認めるはずがないし、少なくとも「証拠」である白夜の回収は絶対だと思うわけで、しかもこれまでは「商品」だったものが解約に伴い不要になったということは回収にあたり生死は問わないとなるだろうわけで、危険度的にはこれまでよりも上がるでしょ。それなのに白夜が変わらずCDTで「それ、誤診です」とやってられるのはお兄ちゃんが裏社会で白夜には手を出さないようアレコレと動いてくれているからってことで)。

と当たり前に「続編」と書きましたが、ラジエーションハウスが続編やれたんだからこれもやれると思うのよね。というかやってほしい。
佐久間→白夜→将貴→麻里亜の恋の行方はどーでもいいとして(やるならやればいいけどそこに対する興味はない)、メスを握れなくなった夏樹先生の話とか、佐久間の医者としての成長とか掘れる要素はまだまだあるし、白夜の「医者になりたいです」はまあ・・・幼少時に誘拐されたなんてことではなく脳の移植を行うために造られた「クローン」であったわけで、高卒認定資格を取るための勉強をしてたけど小・中の卒業証明はどうなってんだ?それ以前に出生届も出てないだろうけど戸籍とかどうすんだ?という現実問題があるんで「医者になりたいという目標を持ってるけど具体的にはなにも変わってません」とフワっとした感じで誤魔化せばいいから小悪魔的可愛さの白夜が「それ、誤診です」をキメ台詞にCDTメンバーや真壁院長を振り回しながら患者とその家族を救うドラマとして続編をつくってほしい。浜辺ちゃんが超絶可愛いうちにぜひ。