『愛しい嘘~優しい闇~』

事前知識皆無でとりあえずのつもりで初回を見ましたが、これオリジナルかと思ったら原作あるのか。
じゃあそこまでぶっ飛んだ、もしくはトンチキな釣り展開にはならなそうかなー。まあタイトルからしてトンデモドラマではなさそうだけど。
「リバース」を想起させられるけど、やっぱりこの手の話は「女」が真ん中にいるほうが面白いとわたしは思う。女達が本心を隠して表面上は仲良くするんだけどギスギス感がダダ漏れしてるマウントバトル嫌いじゃないw。何かといえば「謝ってください!」な波瑠の後輩女はさすがにムカつくけど。

と思ってたら新川優愛ちゃんが初回から本音ぶっちゃけてて、あらこれ死亡フラグかしら?と思ったら案の定死にましたと。

この新川ちゃんの死(現在)と中野幸なる転校した中学時代の元クラスメイトの謎(過去)について、写真に映る『同級生』たちがそれぞれどんな嘘をついているのか?ってな話なのかと予想しつつ感想を書くべく相関図を確認するために公式にアクセスしたら≪同級生“連続不審死”事件≫とありまして、1クラス単位ならともかく6人(+中野幸)しかいないのに連続で死人が出るのかよ!?とちょっとびっくり。

となると、これはあれかな、一見「連続」してるけどそれぞれの死に繋がりはないパターンかな。それぞれの死に直接関わっているのはそれぞれ別の人間だと。
別の「同級生」ではなく「人間」と書いたのは、主人公によるナレーションがその犯人は「私達のそば」にいるというものだから。私達の「なか」ではなく「そば」ってことは、それぞれの関係者、少なくとも相関図に載ってる人間には犯人である可能性があるということかと。

で、ひとりだけ「中野幸」に対する反応に含むところが見られない主人公は自分にとって都合の悪い記憶を封印してるってなところかなと(中野幸という名前だけ見れば女子だと思いそうなもんだけど、その存在のことは全くレベルで覚えてないっぽいのにそれが「男子」であるとは思ってる・わかってる?あたりに秘密がありそう)。リバースに引っ張られてることは否定しません。

まあなんにせよ、演技力としてもビジュアルとしても同級生のなかに芸人が混じってなくてよい。
ってなわけで徳重聡に期待!(クレジット見るまで前川泰之だと思ってたけどw)。