『二月の勝者 -絶対合格の教室-』第9話

過去問をカンニングするなど時間の無駄だし無意味以外のナニモノでもないだろうとしか思えないけど、それをしてしまうのが「小学生」なんだろうな。
(この母娘の話は1話フルに使って描いて欲しかったし、海斗と母親の話もドラマ前半回のようにもっとしっかり掘り下げて欲しかったところはあるけれど、受験という戦いにおいてもはや「その時期」は過ぎているということなのだろうと思いつつ)
だから「本人の意思」を尊重しつつも親を含めた大人が志望校の選定にしっかりと関わってやらなければならないのだろうと、わたしにはまったくもって無縁の世界の話ではありますが(それでも(数字はうろ覚えですが)偏差値40の子が50の学校に受かる可能性はあるけど50の子が60の学校に受かることはまずない。なぜなら問題の質が全く違うからってな話にはなるほどねーと頷かされたわ)そんなことを思いつつも同じ学校を複数回受けられるとかちょっと意味がわかりません・・・中学受験魔界かよ・・・。

で、このドラマって最終的にどこを目指しているのだろうか。
「桜花の生徒全員合格」であるとは初回から掲げているし、そこが劇中での具体的な「目標」であることはわかるけど、ドラマとしては全員合格→塾講師たちの戦いはこれからも続く!で終わられても反応に困る気がするんだけど。
でも開始当初は謎めいた人物だった黒木についてもあらかた説明された、というかそもそも「謎」とか別になかったよね?ってな状態だし、あとはもう灰谷がなんらかの「納得」をすれば受験(塾)外の話はもはや語るべきことがないんだよなあ。
てっきり指導方針経営方針の違いも含めて桜花VSルトワックってな話でもあるのかと思ってたけど、灰谷は単なる黒木オタクでしかなかったというw。