『仮面ライダーリバイス』第10話「兄と弟、信じる心」

子どものころに兄ちゃんが助けにきてくれると信じて木の壁?を叩き続けた大二と、信じきれなかったことを許してくれという兄の言葉を聞きながらカゲロウに閉じ込められた「檻」を自らの拳で叩き割った大二のシンクロは『兄と弟』の物語としてこれしかない!という作劇であった。

カゲロウが生まれた理由である「兄貴に対する嫉妬心や劣等感」はなくなったわけではないんだろうけど、その感情を仮面ライダーライブになることで強引にねじ伏せるというか吹っ飛ばす?という表現でいいかなぁ?とにかく「乗り越える」様には燃えたわあ。

ていうか仮面ライダーライブを目視した瞬間のヒロミさんのうれしそうな顔といったら!さすが脳内では膝を抱えて泣いてただけあるw

(結果的に自分の計算・計画通りになってヒャッハーする狩ちゃん(仮面ライダーオタク)は当然として、口の端を緩めちゃう若林さんも良かったよー!)
(しかしバイスの“脳内を覗ける”能力を今回初めて使ったけどこんな能力あるならもっと早くに披露しておけよと思わなくはないわけで、このタイミングでこの能力を使った=悪魔としての力が強まったから使えるようになった、ということだったりするのだろうか。だとしたらそれはまた写真から一輝の姿が消えたことと関係してるのだろうか)

同じツーサイドドライバーとバットバイスタンプを使って変身するにあたり、カゲロウが変身するとエビルになって大二が変身するとライブになるのは変身するのが悪魔か人間かってことでその「違い」を理解できるとして、エビルが強くなればライブも強くなるってのは正直ピンとこないわけですが(でもこれ、この先ライブのパワーアップが必要になる時が必ずくるだろうけど、そのときカゲロウと再び向き合ってエビルと一つになることで強くなるという、BLEACHの一護的なパワーアップをするんじゃなかろうか。めったくそ燃えるやつじゃん!)、でも初回サービスを差し引いてもライブの強さは現段階では圧倒的というか、これを認めるのは心が痛むけどヒロミさんのデモンズ<<<<<<<<<<<<<ライブぐらいの戦力差がありそうに見えたわけで、エビルが敵側にいたこれまではリバイスと並ぶ戦力として有効だったけど、ライブが戦うならばデモンズの必要性は低くなってしまうのではないか、具体的に言うと床ペロすることが増えるのではないか、という不安が無きにしも非ず。

とか思ってたら今度はさくらが闇落ちか?のターンに突入するようで(さくらを誑かすのはアギレラ様になるみたいだけど、それはものすごく歓迎展開なんだけど空手道場に潜入するフリオとは一体なんだったのか?とは思うw)、となれば一輝と大二はさくらにかかりっきりになるだろうし、とすれば引き続きデッドマンと戦うのはヒロミさんの役目だよね!よかった!。
五十嵐家どうなってんだよ・・・問題とヒロミさん活躍の場の有無は別の話よ!。