『消えた初恋』第5話

班分けが決まってるわけじゃないっぽいのに井田とあっくんが組んでるのはなんでなん?林間学校に来たときはあっくん青木と居たし井田は普段からツルんでそうな友達と居たし、井田とあっくんって青木を介しての会話してるところしか見たことないのになんで一緒に食材探ししてんの?と最初は思って、次に林間学校の目的は「青木が井田にコクる」ことにあるわけだから井田と行動を共にしてるあっくんにはなにがしかの“企み”があるのだろうと思いながら見てたんだけど、特にそういうこともなく、普通に一緒にオリエンテーリングやりましたってあっくんお前なにやってんの??。

こんな疑問が生まれるのは班分けが決まってるわけじゃないっぽいからで、くじ引きかなんかで「井田とあっくん」「青木と橋下さん」がペアになったってことにしてくれればいいだけなのに。
という説明不足感はあるものの、全員の食材を集めてみんなで作ってみんなで分ければいいという井田の男前っぷりは眩しすぎた。
作劇としては「青木(と橋下さん)のため」に言ったということなのでしょうが、これが青木ではなく他のクラスメイトだったとしても“それに気づけば”井田は同じことを言っただろうと思うわけで、とにかくもう男前と言うしかないわけですが、井田が気づいたのは“青木だから”であろうわけで、なにが言いたいかというと青木よかったなってこと。

青木の改めての告白に対しOKするにしてもやっぱりそこは「同性相手」であるわけで、気にはなってるけど青木ほど明確に「好き」とまではまだ自覚していないであろう井田がどんな理由で「つきあってみるか」と言うのだろうかと思ってたけど、あんな素で「俺、お前死んだら生きていけねーよ」とか言われちゃったらまあ「ほっとけない」となるわなと。相手が異性だろうが同性だろうがそこは関係なく「ほっとけないから」ってのは理由として理解できるし、ここから井田の心情がどう変わっていくのか、それをどう描いていくのか興味津々です。