黒木のやり方というかやろうとしてること、その方向性がなんとなく見えた2話でしたが、ラストの髪の毛ぐしゃぐしゃっとしてスーツのボタンを外しネクタイを緩めてニヤリと笑う「夜の黒木」が原作の漫画を見ずともぜったい「まんま」であろうと確信できる「画力(えぢから)」でさすが柳楽優弥。
初回で中学受験に必要なのは「父親の財力と母親の狂気」とぶち上げただけあって、1話は西田尚美、2話は堀内敬子、3話は高岡早紀と、なかなかに豪華な母親キャストを次々と丸め込む柳楽優弥を堪能するドラマであると2話にして理解できたので、その視点で最後まで楽しめそう!。
制服が可愛い中学に合格したボーリング場の娘が勉強を見てもらったという「知り合い」は黒木で決まりとして、黒木が娘に手渡した封筒の中身が気になるところ。
あのドアの向こうには黒木に勉強を教えてもらう子供(たち)がいるのでしょうが(あの歓迎されっぷりからして学びたいキャバ嬢たちにも教えてるんじゃないかな)、この秘密の塾を運営するにあたりボーリング場の娘がどんな役割を担っているのだろうか。
初回はサッカー、今回は鉄道と、2話つづけて子供たちの興味の対象が入塾であり継続の「鍵」となったけど、今回の鉄道ってこれ黒木は加藤家を誑し込むために知識を詰め込んだってことでいいのかな?。書店で鉄道の本を見てたし、わたしはそう解釈したんだけど、とすると柳楽くんサッカー上手いんだな!としか思わなかった(そこで終わってしまった)初回のサッカーももしかしてコソ練した成果としてのあの機械のようなリフティングだったのだろうか。だとしたら黒木推せる(笑)。