『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』最終話

1話終了時点では出ないとは思うけど撮影メイキングてんこ盛りのディレクターズカット版が出たら絶対買うわ!!と拳というか財布を握りながら強く思ったわけですが、最終話を見終わった瞬間「もういいかな」となりました。
謎を残した(残しまくった)まんまで終わったものの、俺たちの戦いはこれからも続く!の映像化のような嘘予告?まで胸やけするほど満腹状態で、もうこれ以上食べられないよう、と。
(でもちょっと時間を空けてくれればまた食べられるようになるんで、続編またはSPがあるなら(映画はちょっと考える)お腹空かせてまってます!)


ヤクザと半グレが倉庫で抗争おっぱじめるってんでウエストサイドストーリーっぽく相対したところでHiGH&LOWが始まるかと思ったらヒプノシスマイクになったのには唖然としたし(見終わってみればムラジュンの指示を受け柄本明たちが芸劇のロッカーからでっかいラジカセを取り出し肩に担いだ瞬間にラップバトルが始まることを予想できなくはなかったんだよなー。わたしとしたことが不覚だわっ)、求められれば(役によっては)やりそうな麻生久美子松重豊國村隼はともかく、踊るオダギリジョー永瀬正敏池松壮亮瑛太に至っては真顔になったよね。とくに前ふたり。すごいものをみた。

それにしても、監禁されてると思しき場所を特定して人質の状態含め状況を確認するにあたり「猫が大丈夫なら犬も大丈夫でしょ」の一言でノーガードで潜入し、実際「あ、犬だ」でスルーされてしまうって、なんというか、目からウロコ?な展開だった。この路線でちゃんとした(いや犬が着ぐるみオッサンな時点でちゃんとしてないんだけどw)警察ドラマを深夜帯でいいから作ってくれないだろうか。

あ、そうそう、着ぐるみオッサンで思い出したけど、オリバーの父・ルドルフが消息不明になったのって11年前の事件の時ってな話だったけど、ということはつまり11年前の時点でオリバーは産まれていたか、母親の胎内に存在していたってことになるよね?。つまり少なくともオリバーは11歳にはなっていると。

・・・・・・オリバーまじでオッサンじゃん!!!!!還暦すぎてんじゃん!!!!!

オダギリジョーの年齢をそのままあてはめて6.7歳だと思ってたんで、このドラマで最も驚いたことはコレでした。

てことは、小西さんは行方不明の父・ルドルフなのではないか?というわたしの予想というより願望は叶わない・・・・・・かなあ。
小西さんが町の人たちからいろんなものを貰ってるのは地域猫ならぬ地域犬として生きているってことなんじゃないかと期待してたんだけど。
でも志茂田景樹スタイルの説明はどう考えても捻りだせないw。


なにはともあれ期待通りユキナを助けにラッキーが駆け付けてくれたんでオールオッケーです。狂乱のダンスシーンが青葉君の「ちょっと待って!」で終了しひっちゃかめっちゃか状態に突入するなかで脇目も振らずユキナの元へ向かうべく疾走し、縛られた縄を解いてくれるラッキーには案の定泣きそうになったしw。犬は正義!!。