『#家族募集します』第8話

銀じいちゃんの命が(とりあえず)助かってよかった。大地のためにもほんとうによかった。

銀治さんの事情がそういうことであると分かり、「#家族募集します」が「#家族探してます」に繋がる展開はなるほどねと思ったし、遠くの家族より近くの他人とは言うものの“嫁”という立場だけど“家族”がまたみんなで暮らしたいと願っている以上、やっぱりそこは家族「のようなもの」ではなく「家族」を選ぶのがいいのではないかと、銀治さんの場合はわたしはそう思うので、にじやで大家族として共に暮らしたこの時間は『忘れられない(ひと夏の)思い出』という落としどころになるならそれについては納得するけど、でも子供にそれを押し付けるのは可哀想だよなぁ。

離れていても家族は家族とはいえ、ハルは突然母親を亡くし(失くし)雫は母親の都合で別居→離婚と父親との暮らしを奪われてるわけで、一人で過ごす時間が多かった大地だってこの生活から“また”一人になるのは辛いだろうし、ていうか、礼さんの娘はにじや移住を理由に保育園転園したんじゃなかったっけ?。
それを「蒼介の気持ち(想い)」を(ドラマ的)理由にして流してしまいそうな気しかしない。子供のためといいつつ描いてきたのは主に親の気持ちだしね。

でもまあ疑似家族ができてもどこか寂しそうだった銀治さんが再び家族と暮らせるようになるならば蒼介のしたことは無駄ではなかったとギリ思えそうなので、そんな感じでひとつよろしく。