『機界戦隊ゼンカイジャー』第18カイ「いのち短し、恋せよゼンカイ!」

レンアイワルドの能力によってお互いに恋愛感情を抱かされてしまったジュランとガオーンが「俺じゃダメか?」っつってあすなろ抱きキメた瞬間は、ジュランのキムタクキャラはこのためだったのか!!!!!!!なんという遠大な仕込み!!!!!!!!!と感動を通り越して狂気に打ち震えましたし、ヨホホイさんの「おもしれー女」を筆頭にあっちでもこっちでもラブラブからの修羅場になってるところまでは「ひどいwww」と草生やしながら見ましたし、これでどうオチつけるんだ?と思ったロボ戦も三股の報いを受けるというレンアイワルドらしい結末で戦隊史上に残るカオス回でしたが、ジェットマン最終回の再現は悪ノリ全開すぎてちょっと引いた(笑)。
「センタイギアの力」という形で歴代作品を取り上げるにあたり“特別扱い”であったことは間違いないんだけど、扱いの方向性が悪フザケしすぎかなーと思いつつ、ガオーンがアコ役とか狙いすぎだろ(笑)。

でもそんななかで「ブルーンの初恋物語」としてはちゃんと真面目に作られてんのよね。トジテンドの攻撃によるものだったとしても(ていうか図書館にあったブルーンの愛読書的なポップなにあれ。それほどまでに「ゼンカイジャー」の認知度であり人気って高まってるってことなのか?)ブルーンが花恋さんに抱いた感情は「本物」で、ブルーンのなかに切なさとともに「初恋」が刻まれたという今回の結末もよかった。何気にガチ失恋してるヨホホイさんとセットでw。
まあ花恋さんって確か「大学生」って言ったように聞こえたけど、大学生だとしたらこのファッションセンスはどんなコンセプトというかキャラ設定によるものなんだ?という疑問は残るけど。

そしてこんな隅から隅まで全力ネタ回のどさくさに紛れて「介人の両親(とくに母親)の写真に反応するステイシー」なんてものを入れてきたけど、その瞬間想像したのは美都子がバラシタラに無理やり関係を持たされて生まれた子供がステイシーというものでした。
介人の母=ステイシーの母だから、ヤツデに母の面影を見たってことなのか?と考えたところで、ヤツデは功の母親であって美都子と血の繋がりはないんだよね?功が婿養子なんて設定じゃなかったですよね?。