『珈琲いかがでしょう』第2話

初回は繋がりのない「2話構成」だったけど今回は地続きの「前後編構成」だったせいか、初回が「誰でも多かれ少なかれ当てはまる(心に覚えがある)話」だったのに対し、今回はピンクちゃんと礼さんという二人の夢見る女の子と夢見た女の話としてその内面が描かれていて、それにより二人の人生にふわっと寄り添う「青山さん」の存在感もグッと濃くなったように思う。
ピンクちゃんにとっては「甘くない珈琲」だし、礼さんにとっては「壊れかけのエスプレッソマシン」だし、初回は言ってしまえば「移動珈琲店のマスター」である必要は必ずしもなかったけど今回は「珈琲屋さん」であることにちゃんと意味があって、つまり2話は好き。

でもこの珈琲屋さん、見るひとが見れば「人を殺した眼」だって判るんでしょう?(笑)。あんなチンピラにすら悟られてしまうとかどんだけ殺気放ってんのよ青山さん(笑)。
それを言うなら東京という大海原で、あの流れで「人を殺した眼」を持つ青山と接触したチンピラが、そのあとラーメン屋で青山のことを語ってるところに青山を追ってる磯村くんが居合わせましたって、どんだけ偶然が過ぎんだよってのなw。でもそこは「愛だよ、愛」と受け止めたいw。