『機界戦隊ゼンカイジャー』第5カイ「握り握られスシ大会!」

ブルーンから両親がトジテンドにいた(いる)らしいという“噂”を聞いた介人は、いっそこっちから捜しに行けばいいんだ!と思いつき、トジテンドに乗り込むべく仲間の制止を聞かずに突っ走った挙句、ベンチとジュランと握りにされてしまったと。
ベンチとジュランと握りにされてしまったって何言ってんだかちょっとわかりませんが、ベンチとジュランと握りにされてしまった介人がふとあたりを見回すと同じように、いやもっと酷い体勢で握られてしまった人たちが点在していて、その傍らには家族や恋人や友人と思しき人たちが悲しんでいるのが目に入り、「両親のことよりも襲われた人たちを助けなければならなかったのに」と考えることができる介人は良いヤツだし、そんな介人に「両親のことより」なんて言うなと、自分のことが大切なのは当たり前だからそこ天秤に掛けんなと言ってやるジュランもいいパイセンだわー。

介人とジュランが揃って戦えない状態になってしまっている中、寿司ワルドを倒せば二人も人々も助けられることは解ってるものの、誰が主導権を握るのかということも含め三人でどう戦うのかと思ったのに名乗りまでばっちりキメちゃってるしw、まだ5話だしメンバー集めが終わった最初の回だってのに、なんだこのこなれ感(笑)。
つーか5話で「くっついちゃった回」を消化するとか、どこまで(ネタ的に)突っ走るつもりなのか恐ろしい・・・(笑)。

とか思ってたら、握られた状態のまんま「よっしゃラッキー!」で岩船山まで飛んでいけちゃいました!って、キュウレンジャーの力の使い方がマジであたまおかしすぎwww。これが許されるなら(これほどのラッキーパワーを有するなら)とりあえず毎回キュウレンジャーの力使っとけよとしかww。

大量の酢飯は裏では「スタッフが美味しくいただきました」ってことだとしても表向きはどうするのかなー?とぼんやり思ってたら一件落着したあと手巻き寿司パーティしてて「ああ、白倉作品だな・・・」とこれまたぼんやりしましたが、今回はまあそこまで不自然さを感じることはなかったけどこれからも食事シーンが多用されるのならば「食ってない」ことを食べてるように見せるなり食ってねえだろ!と突っ込ませるなり、もうちょっと映像的に工夫してほしいかな。