『俺の家の話』第7話

これまた吹き替え無しでプロレス技は全て長瀬智也本人がやってんだろ??
と思いながら、これだけの天才がこれだけのホンを用意してもらってこれだけの役者に囲まれて思う存分天才性を発揮できる楽しみを捨てられるわけがないっ!!!
と自分と画面の中の長瀬智也に言い聞かせながら見ていたらですね、最後なんだこれ。
あそこで「要するに、ぼくはお父さんみたいになりたいんだと思います」はズルい。こんなの泣くしかないだろう。

あと寿限無が自然に寿三郎のことを「親父」って言ってんのも地味に泣ける。予告で見たときは何言ってんだこいつ?と思った「女の子のクチになっちゃう~」にはイラっとしたけどw。

そんな寿限無を盗人扱いする寿三郎には仕方がないとは思えど“そう考えてしまう”こと自体がやっぱり寿限無は寿一たちとは“違う”と心のどこかで思っているからなんだろうなと、やっぱこいつ親父としてはクズ以外のナニモンでもねーなと思いかけたけど、でも痴呆で実の子供を泥棒扱いするなんて珍しくもないのか。そういう意味では寿三郎にとって寿限無が一番「近い」存在ということかもしれないか。
「泣きながらやっても笑いながらやっても介護は介護」は近い将来の自分に向けてしっかりと心に刻んでおきたい。