『俺の家の話』第2話

あーなんだろ、この面白いんだけど胸が痛いんだけど面白いという感情はなんなんだろ。
あの流れで風呂に入ってフラれたって泣いて、風呂から上がったらフラれたこと忘れてます(認知症だから)って、マジかよwwって笑った瞬間哀しくなるんだけどでもうやっぱり面白くて笑ってしまう。
さくら役に戸田恵梨香を配しておきながら「ヘルパー 夜這い ムチムチ」で検索するとかさあw。

え?うぬぼれ??と思ってしまったお金を貸してくれたさくらに寿一が「すき」→すき焼きのくだりも、そんなにいい肉じゃないのかもしれないけどあんなに大勢で食べたらそれなりに食費掛かるだろうに誰一人そんなこと気にせず普通に食べてて、長女は働いててその旦那は数店舗ラーメン屋を経営してて次男は弁護士だけどこのすき焼き代は「宗家」が出してるんだろうし、その宗家の懐はバイトをしてでも寿限無がなんとかもたせてるものなんだよな・・・と思うと笑えないけど生のまま肉を食う寿一にはやっぱり笑ってしまう。

そうやって感情をかき回されたところでさくらの素性が明かされ、さくらが自分は自分の仕事をしてその対価を貰っているだけだという主張をし、そんなさくらに「うちの親父は寂しい老人なんかじゃない」と、「俺も妹も弟も寿限無もいるんだから断じて寂しい老人なんかじゃない」と強く言ったうえで、「それでよければ明日も来てくれ。親父にはあんたが必要だ」という『ドラマ』にグッとくるし、いろいろあって難しい(とされている)子供に才能があった!という父としての喜びとべた褒めされてる息子に対する自分は一度も褒めてもらえなかったのにと思ってしまう嫉妬に悩む寿一の感情は非常に興味深いし、そこいらへんはやっぱり特別な環境で生まれて育った人間の『ドラマ』で、このドラマのタイトルが『俺の家の話』であることの意味を考えながら次回以降を見ようと思う。そんな2話でした。